文献

SMARTer® Stranded Total RNA-Seq Kit v2 - Pico Input Mammalian

参考文献

シングルセル、超微量サンプルからのトランスクリプトーム解析(ランダムプライミング)

  • T-cell invigoration to tumour burden ratio associated with anti-PD-1 response.
    Huang, A. C. et al. Nature (2017) 545, 60-65.
    CD8+ T細胞には、多くの種類のヒト癌(特に変異量が高レベルの癌)に対する反応が備わっている可能性があります。ステージIVの悪性黒色腫患者から抗programmed cell death 1(PD1)抗体による治療前後に採取した末梢血の免疫プロファイリングを行い、治療期間中にPD-1阻害剤の効果予測に利用しうる臨床的に測定可能な因子を特定しました。SMARTer Stranded Total RNA-Seq Kit - Pico Input Mammalianを用いて、CD8 T細胞からRNA-Seqライブラリーを調製し、治療後における転写産物発現の変化を検討しました。
  • Endocan as a prognostic biomarker of triple-negative breast cancer.
    Sagara, A. et al. Breast Cancer Res. Treat. (2017) 161, 269-278.
    この研究は、トリプルネガティブ乳癌患者の血中の予後バイオマーカーとして、エンドカン(endocan)を使用できることを示しています。各細胞株から全RNAを分離し、SMARTer Stranded Total RNA-Seq Kit - Pico Input Mammalianを用いて、RNA-Seq用ライブラリーを調製しました。
  • Intrinsic Resistance to 5-Fluorouracil in a Brain Metastatic Variant of Human Breast Cancer Cell Line, MDA-MB-231BR.
    Sagara, A. et al. PLoS One (2016) 11, e0164250.
    ヒト乳癌細胞株の脳転移細胞株(MDA-MB-231BR)は、5-フルオロウラシル(5-FU)に長期曝露しない条件でも、親細胞株(MDA-MB-231)および骨転移細胞株(MDA-MB-231SCP2)と比較して5-FU処理に抵抗性を示すことが明らかになりました。これらの結果は、BCL2A1がMDA-MB-231BR固有の5-FU抵抗性に関与する重要な因子であることを示しています。SMARTer Stranded Total RNA-Seq Kit -Pico Input Mammalianを用いて、RNA-Seq用ライブラリーを調製しました。