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Q&A

TaKaRa DEXPAT™ Easy

TaKaRa DEXPAT™ Easy

Q1 RNAは回収できるか?
A1 本製品はDNA回収用の製品ですのでRNAは回収できません。

Q2 パラフィン包埋切片以外からの回収に使用できるか?
A2 凍結切片で使用できることを確認しています(Application:凍結切片からのPCR増幅 参照)。
なお、脱パラフィン済みの切片は確認しておりません。

Q3 スライドに固定した組織からDNA抽出できるか?
A3 スライドから削り落としたり、キシレン等ではがして使用する場合はDNAを抽出できません。スライドから行う場合は、部位限定抽出法を用いてください。ただし、組織染色を行ったスライドからは染色剤によるPCR反応の阻害が起こりますので、ご注意ください。

Q4 回収したDNAを吸光度計で定量できるか?
A4 TaKaRa DEXPAT Easyは精製キットではなくDNA回収用キットであるため、回収したDNAはUV吸光度で定量できません。

Q5 回収したDNAを電気泳動で確認することができるか?
A5 回収されるDNAは微量のため電気泳動では確認できない場合が多いです。

Q6 抽出したDNAはどれくらい保存できるか?
A6 4℃で3ヵ月、-20℃で1年間保存した例があります。

Q7 回収できる水層はどのくらいか?
A7 通常200 μl以上回収できます。

Q8 プロトコール通りに加熱、遠心したが水層ができなかった。改善点は?
A8 使用する切片が大きすぎることが考えられます。以下の項目についてご検討ください。
  • 切片の量を減らす。
  • 遠心回転数を上げる(ご使用になっている遠心機の最高回転数にて回転)。
  • 加熱中に攪拌し、TaKaRa DEXPAT Easyとよくなじませる。
サンプルの数(チューブの本数)が多い場合、冷却遠心10分ではパラフィンが上層に薄膜としてしっかり固まらない場合があります。その時は、遠心時間を延ばすか、一度に遠心するサンプル数(チューブ数)を減らして、十分冷却されるようにして遠心してください。

Q9 回収したDNA溶液を用いてTaKaRa Ex Taqで増幅を行ったが、目的バンドが確認できなかった。原因と対策は?
A9
1)阻害物質の混在が考えられます。
→PCR酵素を阻害物質に強いMightyAmp DNA Polymerase Ver.2(製品コード R071A/B)やPrimeSTAR GXL DNA Polymerase(製品コード R050A/B)に替えてお試しください。DNA 溶液の持ち込み量は、PrimeSTAR GXL では反応液の1/10量まで、MightyAmp では4/10量までです。

2)発現量が低い可能性があります。あるいは固定・包埋処理によりDNAがかなり切断を受けている可能性も考えられます。
→PCR酵素をMightyAmp DNA Polymerase Ver.2に替え、DNA溶液の使用量を増やしてお試しください。
TaKaRa Ex Taqなど一般的なPCR酵素の場合、反応系に持ち込むことができるDNA溶液は反応液の1/10量までですが、クルードサンプル用PCR酵素MightyAmp DNA Polymeraseなら、持ち込み量を反応液の4/10量まで増やしても良好に反応します。
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