Fibronectin EIA Kit

Standard Protocol(Fibronectin EIA Kit)(製品コード MK115)

  • 測定は2連(duplicate)で行うのが望ましい。
  • キット中の各試薬ならびに検体は使用前に室温に戻し、泡立てないように均一に混和してから用いる。
サンプル  100 μl×2連
 ↓ 37℃、1時間  
洗浄 3回  
 ↓   
酵素標識抗体液  100 μl
 ↓ 37℃、1時間  
洗浄 4回  
 ↓   
基質液  100 μl
 ↓ 室温、15分間  
反応停止液  100 μl
 ↓   
450 nm測定  
  
 


  1. 各濃度のヒトフィブロネクチン標準液および検体をマイクロピペットで96穴抗体プレートの各wellに100 μlずつ2連で加え、37℃で1時間反応する。この場合、サンプルをあらかじめ別の96穴プレートに用意しておき、8連ピペット等で速やか(5分以内)に抗体プレートに移すようにする。プレート内の測定値の信頼性を高めるためにも、1列目と12列目の両方に標準液の希釈系列をおくとよい。(第1反応)


  2. 反応液を捨て、0.1% Tween20含有PBSで3回洗浄する。8連ピペットを用いて(2)標識抗体液を各wellに100 μlずつ加え、37℃で1時間反応させる。(第2反応)


  3. 反応液を捨て、0.1% Tween20含有PBSで4回洗浄する。8連ピペットを用いて(5)Substrate Solution(TMBZ)を各wellに100 μlずつ加え、室温(20~30℃)で15分間反応させる。(第3反応)


  4. Substrate Solution(TMBZ)を加えた順番でStop Solution(製品コード MK021)を各wellに100 μlずつ加えてよく混和し、反応を止める。


  5. マイクロプレートリーダーを用いて波長450 nmの吸光度を測定する。この際、蒸留水を対照としてゼロ調節を行う。発色は反応停止後1時間まで安定である。


  6. グラフ用紙の横軸にそれぞれのヒトフィブロネクチン標準液の濃度を、縦軸に対応する吸光度を0濃度をブランクとしてブロットして標準曲線を作成し、検体の(吸光度-ブランク)値から対応するヒトフィブロネクチンの濃度を読み取る。

  Fibronectin EIA Kit