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Protocols

NucleoSpin® Blood QuickPure

血液からのゲノムDNA精製プロトコール

NucleoSpin Blood QuickPure(製品コード 740569.10/740569.50/740569.250)

1. 血液サンプルの溶解

血液200 μl*1とProteinase K溶液*2 25 μlを、マイクロチューブ(1.5 ml:各自で用意)に加える。
Buffer BQ1 200 μlを加え激しくボルテックスする(10~20秒)。
注意:このステップで激しくボルテックスすることが、高純度、高収量のDNAを得るために重要です。

70℃で15分間、インキュベートする。
2. エタノールの添加
  エタノール(96~100%)200 μlを添加し、よく混合する。
3. カラムへの吸着
NucleoSpin Blood ColumnをCollection Tubeにセットする。
2の溶液をカラムに添加し、11,000×g、1分間遠心する。
※遠心後、サンプルがカラムに残っている場合、遠心回転数をあげて(15,000×g未満)、遠心を繰り返す。

ろ液、コレクションチューブを捨てる。
4. メンブレンの洗浄
NucleoSpin Blood Columnを新しいCollection Tube(2 ml)にセットする。
Buffer BQ2*3 350 μlをカラムに添加し、11,000×gで3分間遠心する。
ろ液、コレクションチューブを捨てる。
(オプション:2回目の洗浄)
Buffer BQ2*3 200 μlを新しいCollection Tube(2 ml)(各自で用意)に添加し、11,000×gで1分間遠心する。
ろ液、コレクションチューブを捨てる。
※このステップは、精製したDNAを用いて非常に精度の高いPCRを行う時などにお勧めする。
5. メンブレンの乾燥
  (メンブレンの乾燥は、4.のステップの遠心(11,000×gで3分間遠心)で行われるため、新たなステップは必要ない。)
6. DNAの溶出
カラムをマイクロチューブ(1.5 ml:各自で用意)にセットする。
70℃に温めたBuffer BE 50 μlをシリカメンブレンの中央へ添加し、室温で1分間インキュベートした後、11,000×gで1分間遠心する。
溶出したDNAは4℃、長期保存の場合は、-20℃で保存する。(凍結融解はできるだけ繰り返さない。)

Buffer BEの組成:5 mM Tris-HCl、pH8.5
*1 サンプルが200 μl未満の場合、PBSを加えて液量を200 μlに調整する。
*2 Proteinase K溶液の調製法
製品コード 740569.10の場合: Proteinase K(凍結乾燥品)6 mgのチューブにProteinase Buffer 260 μlを加えて完全に溶解する。
調製したProteinase K溶液は、-20℃で保存する。
*3 Buffer BQ2 の調製法
製品コード 740569.10の場合:Wash Buffer BQ2(concentrate)3 mlに、エタノール(96~100%)12 mlを添加する。
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