TransIT® Transfection Reagents(細胞特化タイプ)

他社製品との比較

TransIT-LT1および他社のリポフェクション試薬を用いて、NIH3T3 cellsまたは293 cellsに2 μgのプラスミドDNA(CMVプロモーターの下流にルシフェラーゼ遺伝子をコードしている)をトランスフェクトし、それらの効率を比較した。それぞれのトランスフェクションは各社のプロトコールに従って行った。
Trans IT-LT1の場合は、DNAとTrans IT-LT1とのComplexを完全培地(10%血清含有)に直接加え、培地交換を行わずにそのまま培養を続ける方法を用いた。細胞を40時間インキュベートした後、ルシフェラーゼ活性を測定してトランスフェクション効率を求めた。
下図に示すように、Trans IT-LT1を用いて新しい方法でトランスフェクトを行った場合、他社製品よりも高いトランスフェクション効率が得られた。

  TransIT® Transfection Reagents(細胞特化タイプ)