pBAsiベクターシリーズ

siRNA発現pBAsiベクターによるノックダウン(3種類のプロモーターの比較)

pBAsiベクターシリーズ (製品コード 3220~3222) の3種類のプロモーターの働きを比較評価するために、NIH/3T3 (マウス)、Neuro-2a (マウス)、CHO (チャイニーズハムスター)、KNRK (ラット)、RK13 (ウサギ)、COS-7 (サル)、HT1080 (ヒト)、293 (ヒト)、CEF (ニワトリ胎仔繊維芽細胞) のそれぞれに対して、GFP発現ベクター (pQBI25) とGFP siRNAを発現する各種組換えpBAsiベクターをTransIT-LT1を用いてコトランスフェクションし、その48時間後にGFPの蛍光強度をフローサイトメーターで測定し、RNAi効果を調べた。図に示すように、細胞種の違いにかかわらず、一過性にはmouse U6とhuman U6プロモーターが同程度の働きを示し、human H1プロモーターの働きはやや弱い傾向にあることがわかった。

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