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pCold™ TF DNA

可溶性発現量が増大した遺伝子の例

可溶化しにくいタンパク質発現の例として、酵素タンパク質B(推定分子量63 kDa)を用いて検討した。 酵素タンパク質Bは、可溶化タグとして知られるTrxタグ(約12 kDa)、Nusタグ(約55 kDa)、GSTタグ(約26 kDa)をそれぞれ融合発現するT7発現ベクターを用いた場合には、ほとんど可溶性発現が認められなかった。
また、可溶化発現能に優れているpCold I DNA(単独発現、シャペロン共発現)を用いた場合でも、ほとんど可溶性発現が認められなかった。
一方、トリガーファクターを融合させたpCold TF DNAを用いた場合は、目的タンパク質の大部分が可溶性画分に得られ、その可溶化度は他のタグと比較して著しく高いことがわかった(図1)。

              図1 酵素タンパク質Bの発現
1:細胞抽出液画分
2:可溶性画分
3:不溶性画分
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