pCold™ ProS2 DNA

発現が可能となった遺伝子の例

pCold™ ProS2 DNA(製品コード 3371)

pCold ProS2 DNAを用いた発現系を、pCold I DNA単独発現系と発現量、可溶性度について比較した。コールドショック発現は、発現用宿主としてBL21を使用して、使用方法に記載した目的遺伝子の発現方法に従って、培養・発現誘導を行った。

酵素タンパク質A(推定分子量52.4 kDa)は、pCold I DNAを用いた発現系では、目的タンパク質の推定分子量付近には明確なバンドは認められなかった。一方で、pCold ProS2 DNAを用いた場合のみ、約75 kDa(52.4 kDa+23 kDa)の目的タンパク質の発現が確認され、その大部分は可溶性であった。

  pCold™ ProS2 DNA