Acrolein-Lysine Adduct Competitive EIA Kit

8～9週齢のマウス（BALB/c系統・C57BL6系統）随時尿および糞の水抽出物の測定例を示す。
糞のサンプルは、マイクロチューブ内で標準1粒にSample Diluent 500 μlを加え、小型簡易型ホモジナイザーTaKaRa BioMasher Standard (Sterile)（製品コード 9791A/B）でよく懸濁したあとの遠心上清を用いた。尿サンプルは、随時尿を用いた。試験的に個体間で相対評価する場合には、代謝ケージ等を利用した1日のプール尿が望ましい。なお、尿サンプルで希釈直線性が得られるのは、10～20倍希釈以上からと予想される。

Acrolein Lysine Adduct実測濃度

マウス系統	サンプル	希釈率
		×5	×10	×20	×40	×80
BALB/c No. 1	尿	over	over	172.7	66.5	30.5
BALB/c No. 2	尿	over	over	182.5	56.6	26.3
BALB/c No. 3	尿	over	over	149.6	55.1	27.6
C57BL6 No. 1	尿	over	over	over	84.3	35.8
C57BL6 No. 2	尿	over	over	150.1	47.8	20.5
C57BL6 No. 3	糞水抽出	16.8	7.7	4.3	2.8	1.0

単位：nmol/ml

＜BALB/c No. 1～3＞


＜C57BL6 No.3＞