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Application

ICELL8™ シングルセル解析

ICELL8™ Single-Cell Systemを用いたアストロサイト分注 (細胞サイズと分注バイアスの確認)

方法
様々な細胞径を有する細胞集団において、ICELL8 Single-Cell Systemを用いてシングルセル分注を行った際、細胞径等によるバイアスについて市販の初代アストロサイトを用いて確認した。
市販の初代アストロサイトは以下の剥離条件で調製し、分注前の細胞のサイズを細胞解析装置Countess II(サーモフィッシャーサイエンティフィック社)を用いて測定した。剥離した細胞は、細胞質を染色するCelltrackerを用いて染色後Chipに分注し、 CellSelectソフトウェアでウェルの画像取得および解析を行い、シングルセル由来cDNA合成を行った。

【剥離条件】
1) 培地除去後、PBS 4 mlでwash(1回)
2) Accumax 1 ml(フナコシ、AM-105)を添加
3) 37℃で5 minインキュベート
4) 各培養用培地1 mlでそれぞれ懸濁し、セルカウント

結果
分注前の細胞のサイズは~30μmの分布を示し、SmartChipへのナノディスペンシング後の画像解析でも、幅広い面積を有する細胞が分注されていることが確認できた(図1)。
Countess IIの結果について、細胞を円形と仮定し細胞径から面積概算を算出しCellselectのグラフ(棒グラフ)と重ねあわせると、細胞のサイズの分布がほぼ一致していることが分かった。以上のことから、ICELL8での細胞分注時にバイアスがかかっていないことが示唆された(図2)。
各ウェルから合成されたcDNAは良好なサイズ長を示し、シングルセル分注からcDNA合成までの工程を確認した。


図1.分注前の細胞のサイズ(Countess II)およびシングルセルのサイズ(Cellselect)



図2.分注前と分注後のAstrocyteのサイズ
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