SMART® mRNA増幅キット

  • わずか100 ngのtotal RNAから高品質のmRNAを合成
  • 定量RT-PCR、アレイプローブの作製、in vitro翻訳など多数の用途に理想的
  • 高品質な発現データに必要な遺伝子構成比を維持
メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
CLN 635001 Z5001N SMART® mRNA Amplification Kit
  • 労働安全衛生法
  • 安全データシート(SDS)添付
  • ライセンス
10回 ¥127,700
説明書・データシート・ベクター情報
SMART mRNA Amplification Kitは少量の開始材料から多量のセンス鎖RNA(mRNA)を合成する迅速で簡便な方法である。発現、構造、機能などの試験を行う際に十分量のRNAが手元にない場合には、SMART mRNA Amplification Kitを利用することで、サンプル中の転写物の相対量を維持したままmRNAを増幅させることができる。

SMART法が確実に高品質の結果を提供

SMART mRNA増幅法は、逆転写反応と完全長転写産物を増幅する特許手法を組み合わせたものである。
二本鎖のcDNA鋳型を合成するために逆転写反応とSMART(Switching Mechanism At the 5’End of the RNA Transcript)法を合わせて使用する(図1)。total RNAと改変型オリゴ(dT)プライマー(CDS Primer II A)を用いて1stストランドcDNA合成を開始する。逆転写酵素がmRNAの5’末端に到達すると、本酵素のターミナルトランスフェラーゼ活性によりさらに数個のヌクレオチド(主にデオキシシチジン)をcDNAの3’末端に付加する。T7 RNAポリメラーゼのプロモーターと3’末端にオリゴ(G)配列を含むSMART T7 オリゴヌクレオチドがデオキシシチジン延長配列と塩基対を形成し、伸長した鋳型を作製する。その後、RTは鋳型を切り替えてオリゴヌクレオチドの末端まで複製を続ける(1)。その結果得られる完全長の1本鎖cDNAには、SMART T7 オリゴヌクレオチドと相補的な5’末端配列が存在することになる。
次に二本鎖cDNAを合成するため、SMART T7アンカー配列がプライマー伸長に使用される。最後にT7 RNAポリメラーゼによりin vitroでセンス鎖RNA(mRNA)が転写され、mRNAが直線的に増幅される。本法では1回の増幅で用途に合った大量のmRNAが生成され、サンプル中の遺伝子の相対的構成が維持される。
SMART mRNA Amplification Kitを利用すると、定量RT-PCRやin vitro翻訳、cDNAクローニング、アレイプローブの作製に適したmRNAが得られる。SMART mRNAは従来の標識法においてtotal RNAの代わりに使用可能であり、さらに低いバックグラウンド、強いシグナル強度と共に広いダイナミックレンジを実現する。

※別途、逆転写酵素が必要です。
《逆転写酵素》
本キットとともに用いる逆転写酵素として、SMART MMLV Reverse Transcriptase(製品コード 639522)の使用をお勧めします。


図1. SMART mRNA増幅法

内容

・SMART T7 Oligonucleotide (10 μM)
・cDNA Synthesis (CDS) Primer II A (12 μM)
・5× First-Strand Buffer
・DTT
・dNTP Mix
・T7 Extension Primer (10 μM)
・RNase H
・10× T7 Transcription Buffer
・rNTP Mix
・T7 RNA Polymerase
・Control Human Placenta Total RNA
・PCR Primer II A (12 μM)
・Linear Acrylamide
・Sodium Acetate
・NucleoSpin Gel and PCR Clean-up
・NucleoSpin RNA II

保存

SMART T7 Oligonucleotide、rNTP Mix、Control Total RNA:-70℃
NucleoSpin Gel and PCR Clean-up、NucleoSpin RNA II:室温
その他のコンポーネント:-20℃

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