Retro-X™ Concentrator

  • レトロウイルス上清と混合し遠心するだけの簡便操作
  • 面倒な超遠心分離は不要
  • 大容量へのスケールアップも簡単
メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
CLN 631455 Z1455N Retro-X™ Concentrator
100 ml ¥34,000
説明書・データシート・ベクター情報
CLN 631456 Z1456N Retro-X™ Concentrator
500 ml ¥124,600
説明書・データシート・ベクター情報
Retro-X Concentratorは超遠心分離を行うことなく、簡便、迅速、しかも高効率にレトロウイルス上清を濃縮できる試薬である。最大100倍にまで力価を高め、ターゲット細胞に思いどおりのMOIでウイルスを感染させることができる。

簡単な操作
Retro-X Concentratorのプロトコールは極めて簡便で、ウイルス上清とRetro-X Concentratorを混合し、一晩インキュベートした後に標準的な遠心機で遠心し、ペレットを1/10~1/100容量に再懸濁するだけである(図1)。これによりウイルス力価を10~100倍まで高めることができる。濃縮率はウイルスの外皮エンベロープにより異なる(図2、パネルB)。クロンテックのRetro-Xシステムを含むあらゆるレトロウイルス上清に用いることができ、目的に合わせた精製スケールで使用できる。

ウイルス力価を100倍以上に
Retro-X Concentratorを用いて、さまざまなエンベロープを持つレトロウイルス上清を10 mlから100 μlに濃縮した際に、それぞれの上清で元の46~116倍高いタイターが得られた(図2)。

表1. Retro-X Concentratorと超遠心による濃縮法の比較
特徴 Retro-X Concentrator 超遠心
各容量への適応 可能 不可
特殊装置 不要 必要
簡便さ ++++


超遠心操作は不要で簡単な操作、さまざまな液量や力価にも対応可能
Retro-X Concentratorは超遠心分離による濃縮に比べていくつもの利点がある(表1)。4×濃度の試薬として提供されるため、ウイルス量や力価、液量によらず、さまざまなレトロウイルス上清の濃縮に用いることができる。面倒な密度勾配サンプルの調製は不要でどんな液量、濃度のウイルスサンプルにも柔軟に対応できる。


図1. Retro-X Concentratorを用いたレトロウイルス濃縮の概要


図2.ウイルスエンベロープの種類とRetro-X Concentratorで得られた濃縮倍率
Retro-X Universal Packaging System(製品コード 631530)を用いて異なるエンベロープを発現するDsRed2マーカーウイルスを作製した。パッケージング細胞にウイルスベクターを形質転換し、72時間後にウイルスを調製した。次にRetro-X Concentratorで、各エンベロープを持つレトロウイルス(10A1、Ampho、Eco、VSV-G)を10 mlから100 μlに濃縮した(パネルA、B)。濃縮前の粗精製ウイルス、濃縮後のウイルスをHT1080、またはNIH3T3細胞に感染させ、72時間後にフローサイトメーターで陽性細胞の割合を調べてタイターを測定した。

内容

・4×Retro-X Concentrator(100 ml or 500 ml)
※本試薬100 mlによりウイルス上清300 mlを処理できる。

保存

4℃

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