TransIT®-Insect Transfection Reagent

昆虫細胞用トランスフェクション試薬
  • Sf9、High Five、S2など幅広い昆虫細胞株へのトランスフェクションが可能
  • 高いバキュロウイルス産生能
  • 血清入り培地が使用でき、トランスフェクション後の培地交換が不要
  • 動物由来成分フリー
  • 試薬の使用量が少なく経済的
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
MIR6104

MIR

Mirus Bio社
TransIT®-Insect Transfection Reagent
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
0.4 ml ¥32,000
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V6204
MIR6100

MIR

Mirus Bio社
TransIT®-Insect Transfection Reagent
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
1 ml ¥64,000
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V6201
MIR6105

MIR

Mirus Bio社
TransIT®-Insect Transfection Reagent
取寄 労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
1 ml×5 ¥270,000
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V6205
MIR6106

MIR

Mirus Bio社
TransIT®-Insect Transfection Reagent
取寄 労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
1 ml×10 ¥496,000
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V6206
MIR6110

MIR

Mirus Bio社
TransIT®-Insect Transfection Reagent Sample
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
0.1 ml 詳細はこちら
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説明書・データシート・ベクター情報
V6210S
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製品説明

昆虫細胞は、発現タンパク質の翻訳後修飾が期待できる有用な遺伝子発現ツールで、昆虫細胞での発現は、一過性のトランスフェクションと組換えバキュロウイルス産生が一般的に行われている。
本製品は、幅広い昆虫細胞株で高発現を得るために至適化された動物由来成分不含のトランスフェクション試薬である。
バキュロトランスフェクション
図1.TransIT-Insectを用いたバキュロウイルスゲノムDNAの高効率トランスフェクション
TransIT-Insectを用い、6ウェルプレートで5×105個のSf9細胞へコトランスフェクションを行った。コトランスフェクションには、GFPを搭載したProGreen baculovirus genomic vector DNA(AB Vector)(製品コード AV100)0.5 μgとpVL1393 transfer vector(AB Vector)(製品コード AV200)0.1 μgを用い、DNA総量(μg)に対して3倍量の試薬(μl)を使用した(試薬:DNA=3:1)。トランスフェクション6日後に蛍光位相差顕微鏡観察を行った。A:蛍光観察 B:蛍光/位相差Merge
他社比較
図2.他社製品との比較
96ウェルプレートで昆虫細胞株Sf9(A)、High Five(B)、Drosophila S2細胞(C)のトランスフェクションを行った。トランスフェクションは、hr5 enhancer/IE1 promoterを持つルシフェラーゼ発現ベクター0.1 μgを用い、各製品推奨の試薬:DNA比(μl:μg)に従って実施した。トランスフェクション48時間後に、ルシフェラーゼの発現量を測定した(N=3)。Sf9とHigh Five細胞は無血清培地で培養およびトランスフェクションを行い、S2細胞は血清含有培地で行った。
組換えタンパク質発現
図3.High Five細胞での組換えタンパク質発現
High Five細胞に各試薬を用いてトランスフェクションを行った。トランスフェクションは6ウェルプレートを使用し、hr5 enhancer/IE1 promoterを持つGFP発現ベクター2.5 μgを、各製品推奨の試薬:DNA比(μl:μg)に従って実施した。トランスフェクション72時間後に100 μlの培養細胞から可溶性ライセートを調製し、SDS-PAGE、CBB染色を行い、Cells alone(トランスフェクションなし)をコントロールとして発現量を比較した。TransIT-Insectでトランスフェクションした細胞ライセートでは、高レベルのGFP(約38 kDa;6×Hisタグ、Sタグ、HSVタグを含む)が検出された()。
発現量の増加
図4.トランスフェクション後のタンパク質発現量の増加
TransIT-Insectを用いて、96ウェルプレートで昆虫細胞株Sf9(A)、High Five(B)、Drosophila S2(C)へのトランスフェクションを行った。トランスフェクションはhr5 enhancer/IE1 promoterを持つルシフェラーゼ発現プラスミド0.1 μgを用い、試薬:DNA比=2:1(μl:μg)で実施し、トランスフェクションから24、48、72時間後にルシフェラーゼ活性を測定した(N=3)。Sf9とHigh Five細胞は無血清培地で培養およびトランスフェクションを行い、S2細胞は血清含有培地で行った。

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◆選択ガイド

実験目的別に、各標的細胞に最適な遺伝子導入試薬(Mirus社製品)をまとめました。
効率的な試薬の選択にご活用ください。
▶ 遺伝子導入試薬 選択ガイド(Mirus社)

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“Reagent Agent”は、Mirus社が提供するトランスフェクション試薬の検索ツールです。
細胞と導入する核酸の種類から、推奨されるトランスフェクション試薬を検索することができます。

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キーワド、製品名、細胞種から、使用文献を検索することができます。
Citations Database
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