細胞内局在化蛍光レンチウイルス(オルガネラ標識)

  • 高精製レンチウイルスにより細胞内オルガネラを蛍光標識
  • 高タイター:>1×109 transduction units per ml (TU/ml)
  • 高純度:低細胞毒性のため、目的細胞へ直接導入可能
  • 高い導入効率:低いMOIでも90%以上の導入効率
  • ウイルス粒子数ではなく、機能性タイター表示
  • 核、小胞体、アクチン、ミトコンドリア、チューブリン、エンドソーム、ゴルジ体、細胞膜を2種類の蛍光(緑:AcGFP1、赤:mCherry)で標識可能
  • SIN型(自己不活性型)で安全性が高い
メーカー
略称
製品コード TaKaRa
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製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書
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VCT 0013VCT 013VCT rLV.EF1.AcGFP1-Actin-9
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VCT 0014VCT 014VCT rLV.EF1.AcGFP1-Tubulin-9
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VCT 0015VCT 015VCT rLV.EF1.AcGFP1-Golgi-9
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VCT 0018VCT 018VCT rLV.EF1.AcGFP1-Endo-9
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製品説明

本製品はVectalys社とClontech社が共同で開発したready-to-useのレンチウイルス粒子で、細胞内局在化タグを融合させた蛍光タンパク質をコードしている。目的細胞への感染、蛍光顕微鏡観察により、特定のオルガネラや細胞内構造タンパク質を可視化することができ、タンパク質の局在化や動態、トラッキング研究に有用である。核、小胞体、ミトコンドリア、チューブリン、エンドソーム、ゴルジ体、細胞骨格、細胞膜への局在化タグと2種類の蛍光タンパク質(AcGFP1、mCherry)を組み合わせた製品が用意されており、細胞内オルガネラの二重染色も可能である。本製品はSIN型ウイルスでパントロピックなエンベロープタンパク質VSV-Gを持つ組換えレンチウイルスである。蛍光タンパク質の発現にはEF1αプロモーターを利用しており、初代培養細胞や幹細胞、非分裂細胞を含むさまざまな哺乳類細胞への蛍光タンパク質遺伝子導入が可能である。

Lentivirus Particle(Vectalys社)概要はこちら
Vectalys社で使用実績のある細胞一覧はこちら

レンチウイルス感染が困難な細胞への遺伝子導入
図1.レンチウイルス感染が困難な細胞への遺伝子導入
Vectalys社の高度に濃縮された高純度なレンチウイルスは高いMOIでの感染が可能で、ウイルス感染が難しい浮遊細胞でもほぼ100%の導入効率が得られる。

Vectalys社レンチウイルス粒子を用いたエンドソーム蛍光標識
図2.Vectalys社レンチウイルス粒子を用いたエンドソーム蛍光標識
rLV.EF1.AcGFP1-Endo-9(製品コード 0018VCT)を用いてMOI=80でHeLa細胞への遺伝子導入を行った。RhoB GTPase(エンドソーム局在化タグ)とAcGFP1との融合タンパク質を発現するready-madeのレンチウイルスを用いることにより、エンドサイトーシス小胞の膜表面を選択的に蛍光標識することができる。

哺乳類細胞のチューブリン蛍光標識
図3.哺乳類細胞のチューブリン蛍光標識
チューブリン局在化タグを付加したmCherry発現ウイルス(左;製品コード 0021VCT)、またはAcGFP1発現ウイルス(右;製品コード 0014VCT)を、MOI=80でHeLa細胞に感染させた。

蛍光タンパク質による生細胞内ミトコンドリアの可視化
図4.蛍光タンパク質による生細胞内ミトコンドリアの可視化
HCT116細胞(左)にrLV.EF1.mCherry-Mito-9(製品コード 0024VCT)、HeLa細胞(右)にrLV.EF1.AcGFP1-Mito-9(製品コード 0017VCT)を感染させた。チトクロームCオキシダーゼ サブユニットVII(ミトコンドリア局在化タグ)と蛍光タンパク質との融合タンパク質が発現し、ミトコンドリアが可視化された。

ゴルジ体の蛍光標識
図5.ゴルジ体の蛍光標識
rLV.EF1.AcGFP1-Golgi-9(製品コード 0015 VCT)をHCT116細胞に感染させた。
ヒト β1,4-ガラクトシルトランスフェラーゼのN末81アミノ酸(ゴルジ体局在化タグ)とAcGFP1の融合タンパク質が発現し、ゴルジ体が蛍光標識された。

細胞内アクチンの蛍光標識
図6.細胞内アクチンの蛍光標識
rLV.EF1.mCherry-Actin-9(左;製品コード 0020VCT)、または rLV.EF1.AcGFP1-Actin-9(右;製品コード 0013VCT)を用いて細胞内アクチンの蛍光標識を行った。

核の蛍光標識
図7.核の蛍光標識
rLV.EF1.AcGFP1-Nuc-9(製品コード 0016VCT)をHCT116細胞に感染させ、核をAcGFP1で蛍光標識した。

内容

20 μl×3

ウイルス力価

≧1×109 transduction units/ml (TU/ml)

保存

-80℃

使用上の注意

  • 本製品は、遺伝子組換え体です。
  • 本製品の使用には文部科学省の定める省令(「研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令」平成16年文部科学省・環境省令第1号)にあるP2レベル以上の施設が必要です。
  • 万一皮膚や気道などに付着した場合、目的遺伝子を導入する可能性があります。手袋を着用し、安全キャビネットを使用するなど適切な環境で使用してください。(万一、溶液に触れた場合、直ちに石鹸で十分洗浄してください。)
  • 使用後の廃液は容器は、オートクレーブ滅菌(121℃、30分)後、廃棄して下さい。
  • 本製品の使用はすべて研究用に限定されています。臨床目的での使用および生体外診断に使用することはできません。
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