ALDH2遺伝子の一塩基多型を識別

Cycleave Human ALDH2 Typing Probe/Primer Set Ver.2

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製品コード TaKaRa
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TKR CY403 CY403 Cycleave Human ALDH2 Typing Probe/Primer Set Ver.2
  • ライセンス
  • カスタム製造について
50回 ¥60,000
説明書・データシート・ベクター情報

製品説明

本製品は、非常に特異性の高い検出法であるサイクリングプローブ法を利用して、リアルタイムPCRによりAldehyde dehydrogenase-2 (ALDH2) 遺伝子の一塩基多型を識別するためのプローブ/プライマーセットである。ALDH2はアルコールの中間代謝物質であるアセトアルデヒドを分解する酵素であり、そのexon12には、487Glu (GAA)→Lys (AAA) の一塩基多型 [ALDH2 type 1 (wild type)、ALDH2 type2 (mutant type)] が存在することが知られている。本製品には、プライマー、allele 1 (wild type)検出用(ROX標識)、allele 2 (mutant type)検出用(FAM標識)の2種類のサイクリングプローブ、および陽性コントロールが含まれている。Ver.2では、2×濃度の完全プレミックス試薬であるCycleavePCR Reaction Mix(製品コード CY505A)と組み合わせて使用するので、操作を簡便に行うことができる。増幅・検出には、リアルタイムPCR専用の増幅装置、Thermal Cycler Dice Real Time System II(製品コード TP900/TP960)などを用いる。

内容

(25 μl反応、50回)
Cycleave ALDH2 PCR Primer Mix(各10 μM)50 μl
Cycleave ALDH2 PCR Probe Mix*(25×)50 μl
ALDH2 Positive Control (allele 1)50 μl(10回分)
ALDH2 Positive Control (allele 2)50 μl(10回分)

* 蛍光標識プローブにつき、遮光に留意すること

保存

-20℃

キット以外に必要な試薬、機器(主なもの)

  1. CycleavePCR Reaction Mix(製品コード CY505A)
    またはCycleavePCR Starter Kit(製品コード CY505S)
  2. リアルタイムPCR用遺伝子増幅システム
    Thermal Cycler Dice Real Time System II(製品コード TP900/TP960)
    チューブ1 本ごとにフラットキャップが付いているキャップ付き8 連0.2 mlチューブをThermal Cycler Dice Real Time System 専用として販売している。チューブ間のコンタミの危険性が軽減できるので特にお勧めする。
    0.2 ml 8-strip tube, individual Flat caps(製品コード NJ600)
    注:Applied Biosystems StepOnePlus Real-Time PCR System(Thermo Fisher Scientific社)をご使用の場合、Baselineがフラットになるように、必要に応じてAuto設定を解除し、Threshold をManual で設定していただく必要があります。
  3. 専用反応チューブ
  4. マイクロピペットおよびチップ(オートクレーブ処理したもの)

原理

本キットは、CycleavePCR Reaction Mix(製品コード CY505A)と組み合わせて使用する。ALDH2の一塩基多型にかかわる領域を増幅し、同時にallele 1 (wild type)、allele 2 (mutant type)をそれぞれ検出するサイクリングプローブの蛍光強度の変化をリアルタイムで検出することでALDH2のタイピングを行う。
PCRにより増幅されたALDH2フラグメント中のallele 1の配列に対してはallele 1検出用プローブがハイブリッドを形成し、RNase HによりRNA部分が切断され、allele 1検出用プローブの標識物質(ROX)の蛍光強度が増大する。一方、allele 2検出用プローブはRNase HによるRNA部分での分解を受けないためallele 2検出用プローブの標識物質(FAM)の蛍光強度は変化しない。同様に、ALDH2フラグメント中のallele 2の配列に対してはallele 2検出用プローブがハイブリッドを形成し、RNase HによりRNA部分が切断され、allele 2検出用プローブの標識物質(FAM)の蛍光強度が増大する。allele 1検出用のプローブはRNase HによるRNA部分での分解を受けないためallele 1検出用プローブの標識物質(FAM)の蛍光強度は変化しない。
このようにサイクリングプローブ法では、一塩基の違いを認識してRNase Hによりそれぞれのプローブの切断が行われる。それぞれの蛍光強度の変化をリアルタイムでモニターすることにより、1チューブで迅速にタイピングを行うことができる。

備考

SNP検出用(1塩基置換)プライマー・サイクリングプローブ設計/注文システム「CycleavePCR Assay Designer (SNPs)」を公開しています。サイクリングプローブ法によるSNPs解析に最適なプライマー・プローブ合成受託サービスです。タカラバイオの設計ノウハウを反映させたプログラムを搭載したシステムにより、目的遺伝子の塩基配列、検出対象塩基を指定するだけで、プライマーおよびサイクリングプローブの設計ができます。設計後は、プライマー・プローブ配列などの詳細情報をオンライン上で確認でき、そのままシームレスに注文が可能です。

補足資料

Thermal Cycler Dice Real Time Systemシリーズ「食品環境検査用ソフトウェア」を使用の場合に便利な“Quick Manual”を用意している。
キットに添付の取扱説明書とあわせて使用する。
定性解析(+/-判定)用(PDF、946 K) SNPsタイピング解析用(PDF、946 K)

  遺伝子検出・検査 関連試薬の選択フローをご利用ください

分野別の試薬選択フロー
手法別の試薬選択フロー

「検査(PCR/ELISA)」関連のお役立ち情報専用ページもご参照ください。

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