○精製アデノウイルスベクターの調製
*1 鋳型DNAをお持ちでない場合は、ご希望の配列を人工合成により作製することも可能です。
*2 ウイルスの力価は測定方法により異なります。弊社では、抗体染色法(アデノウイルスのキャプシドタンパク質であるヘキソンタンパク質を免疫染色)によりアデノウイルスベクターの感染力価を測定しています。TCID50(50% Tissue Culture Infections Dose)法による感染力価の測定も可能ですので、ご相談ください。
*3 遺伝子の性質等により高力価が得られない場合もあります。
○コントロールウイルスベクターの作製も別途承ります
Axcw2 | 109 IFU/ml 程度 | プロモーターおよび外来遺伝子を含まないコントロールウイルスベクター | |
AxCAwt2 | 109 IFU/ml 程度 | CAGプロモーターを含み、外来遺伝子を含まないコントロールウイルスベクター | |
AxCAiLacZ | 109 IFU/ml 程度 | 大腸菌由来のβ-ガラクトシダーゼをレポーター遺伝子として発現 |
サービス項目 |
参考価格 | 参考納期 | |
---|---|---|---|
アデノウイルスベクターの作製 | ¥1,200,000 | 1+2 | 14週間 |
1. コスミドベクターの構築 | ¥300,000 | 1件あたり | 5週間 |
2. クローン化アデノウイルスベクターの作製 | ¥900,000 | 1件あたり | 9週間 |
精製アデノウイルスベクターの調製(1 Lスケール) | ¥1,200,000 | 1件あたり | 8週間 |
・ | コスミドベクターの構築の場合 | コスミドベクター | 40 μg以上 |
・ | クローン化アデノウイルスベクターの作製の場合 | ウイルスベクター液 | 108~109 IFU/ml、約10 ml |
・ | 精製アデノウイルスベクターの調製の場合 | 精製ウイルスベクター液 | 1010~1011 IFU/ml、~4 ml |
・ | 作業報告書 |
・ | コスミドベクターの構築からの場合 | プラスミドDNA | 3 μg以上 |
ご依頼の配列に基づきプラスミドDNA調整を作製し、プラスミドDNAを構築する作業も別途オプションで承ります。 | |||
・ | クローン化アデノウイルスベクターの作製からの場合 | 目的遺伝子搭載コスミドベクター | 20 μg以上 |
・ | 精製アデノウイルスベクターの調製からの場合 | ウイルスベクター液 | 109 IFU/ml以上、 300 μl(非増殖型のみ) |
・ | 本作業で作製したアデノウイルスベクターを商業目的で使用される場合には、個別にライセンス契約の締結が必要です。 |
・ | アデノウイルスはヒトに感染するウイルスです。挿入されている遺伝子の全塩基配列が既知で、かつ、その遺伝子が毒性あるいは病原性等を示さず安全であると判断できる場合に限りP2レベルで扱うことができます。本サービスでは、P2レベルで扱うことのできる場合のみ、ご依頼をお受けしています。 |
・ | お客様よりご提供いただいたサンプル・情報および納品物の複製物は、別途期限を定めている場合を除き、業務終了後3ヵ月を経過すると順次廃棄いたします。ご了承ください。 |