製品説明
本酵素は、Pyrophosphatase (inorganic), HQ(製品コード 2451A)と同等の活性を示し、無機ピロリン酸(PPi)の加水分解を触媒してオルトリン酸を生成する酵素です*。したがって、本酵素はRNAやDNAの合成反応で生じるピロリン酸を分解し、合成反応を促進することが可能です。in vitro transcription(IVT)反応において、T7 RNA Polymerase GMP grade(製品コード T2411S001/S010/S100)やPrimeCap T7 RNA Polymerase (low dsRNA) GMP grade(製品コード T2422S001/S010/S100)と併用した場合、RNAを大量に調製できます。
* 核酸合成反応中に生じる無機ピロリン酸inorganic pyrophosphate(=PPi)は、IVT反応液中のPolymerase の補因子であるMg2+と反応して沈殿物を生じ、合成反応を低下させてしまいます。Pyrophosphatase (inorganic) (=IPP)は、PPiを分解してオルトリン酸(H3PO4)とすることで、Polymerase活性に関わるMg2+の沈殿を防ぎ、合成反応を促進します。
用途
- in vitro transcription反応におけるRNA収量の向上
- DNA増幅反応の促進
商用生産用途での利用に際し、供給等に関わる契約を検討されている場合、別途ご相談ください。お問い合わせはこちら
品質
- 本製品は、GMPに関する各種ガイドライン(ICH Q7、PIC/S GMP)を参照した管理基準に沿って、製造および品質管理されています。
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品質グレードとは?(RUO/HQ/GMP)
- 本製品はヒトまたは動物由来原料を含んでおりません。
- 本製品はβ-ラクタム系化合物不使用の一次原料を採用しています。
品質保証文書の提供
Certificate of Origin (CoO)、Statement of Compliance (SoC)、β-ラクタム系化合物不使用等の証明を発行します。発行のご希望や証明書の種類に関するご要望については、別途ご相談ください。
内容
Pyrophosphatase (inorganic) GMP grade(製品コード T2441S001) 1,000 U
濃度
1 U/μl
保存
-20±5℃
有効期限
CoAおよび製品ラベルをご覧ください。(詳細はお問い合わせください)
起源
Escherichia coli carrying a plasmid containing the gene for Saccharomyces cerevisiae (yeast) inorganic pyrophosphatase
一般的性質
質量:約66 kDa(ホモダイマー)
補因子:Mg2+
活性の定義
25℃において、無機ピロリン酸から1分間に1 μmolのリン酸を生成する酵素量を1 U とする。
活性測定用反応液組成
| 100 mM | Tris-HCl (pH7.2) |
| 2 mM | MgCl2 |
| 2 mM | inorganic pyrophosphate (PPi) |
品質管理データ
性能試験結果については、各ロットのCertificate of Analysis(CoA)をご覧ください。CoAは
こちらからダウンロードできます。
注意事項
本酵素の激しい攪拌は行わないでください。