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Protocols

SimplePrep™ reagent for DNA

簡易プロトコール(オプション)

(製品コード 9180)
簡易プロトコールは、標準プロトコールよりさらに操作を簡略化し、多検体処理などに適しています。ただし、PCR反応液に持ち込めるDNA抽出液の量は、標準プロトコールとは異なりますのでご注意ください。
  1. 使用前にReagent AならびにReagent Bを静かに転倒混和し、1試料あたりReagent Aを20 μl、Reagent Bを4 μl、滅菌精製水を40 μl混合し、試薬Mix を調製する。*1 (Reagent A:Reagent B:滅菌精製水= 5:1:10)
  2. 試料1~10 mg*2を0.2 mlマイクロチューブに採取する。
  3. 1. で調製した試薬Mix 64 μlを添加し、試料を浸す。*3
  4. 50℃で3分、続けて95℃で3分間のインキュベートを行う。*4
  5. 上清(DNA抽出液)*5をPCR*6のテンプレートとして使用する。(通常のPCRの場合、PCR反応液に対する抽出液の添加量は、1/25量までとしてください。添加量が多すぎると、PCR阻害がかかる場合がありますのでご注意ください。*7
  6. 不溶物(組織)がチューブ内に残っている場合、上清を別のチューブに移して保存する。*8
  7. *1 処理する試料の体積は、最大で抽出液の1/2(試料と試薬Mix が目視で等量)以下を目安とし、採取量に応じて試薬Mixの量を増減してください。 この場合、試薬Mixの混合比率を変更しないようにご注意ください。

    *2 試料により最適処理量が異なります。Q&AのQ2をご参照ください。

    *3 試料は、試薬Mixに浸るようにチップの先などでチューブの底に入れてください。

    *4 インキュベーション後、チューブのふたに抽出液が付着している場合は、卓上遠心機などを利用して軽く遠心したのちに、チューブのふたを開けるようにしてください。

    *5 抽出液に不溶物(組織)が混在している場合は、軽く遠心分離を行ったのち上清をご使用ください。

    *6 PCRに使用する酵素は、Tks Gflex DNA Polymerase(製品コード R060A/B)、MightyAmp DNA Polymerase Ver.2(製品コード R071A/B)、TaKaRa Ex Taq Hot Start Version(製品コード RR006A/B)、またはPrimeSTAR GXL DNA Polymerase(製品コード R050A/B)をご使用ください。rTaqでは増幅効率が悪い場合があります。

    *7 試薬Mixに対して試料が過剰であれば、得られた抽出液によりPCR反応が阻害されることがあります。この場合、抽出液を滅菌精製水で希釈したものを用いることで、PCR反応が改善される可能性があります。あらかじめ、使用するPCR条件で、最適のDNA抽出液の量を予備検討していただくことをお勧めします。

    *8 DNA抽出液は使用まで4℃で保存し、早めにご使用ください。直ちに使用されない場合は、-20℃で保存してください。

【簡易プロトコール】
Reagent A :Reagent B :滅菌精製水を5:1:10 の割合で混和する。(試薬Mix)
  
1~10 mgの組織を0.2 mlマイクロチューブに入れる。
  
試薬Mixを64 μl加える。
  
50℃ 3分、95℃ 3分インキュベート
  
DNA抽出液(上清)を、PCR反応に用いる。
  
(PCRの反応液量に対し1/25量まで持ち込み可)
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