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Yeast Processing Reagent (for total RNA preparation)(製品コード 9089)
  1. 2~5×107個(1倍体Saccharomyces cerevisiaeの場合)の酵母菌体*を含む培養液を遠心チューブに分注し、10,000 rpm、4℃で2分間遠心する。

    * 対数増殖期にある新鮮な酵母菌体を使用してください。

    * 長時間培養した酵母菌体や凍結保存酵母菌体ペレットからもRNA調製は可能ですが、収量は低下する場合があります。また、培養状態や凍結状態、保存期間により得られるRNAの純度や質の低下が生じる場合があります。凍結状態での長期保存は推奨できません。

    * 凍結酵母菌体ペレットを用いる場合は、凍結ペレットを氷上に取り出し素早く下記操作5.から行ってください。

  2. 上清をマイクロピペット等で丁寧にできるだけ取り除く。
  3. 菌体沈殿に氷冷滅菌水を1 ml加え、ピペッティングにより懸濁した後、10,000 rpm、4℃で2分間遠心する。
  4. 上清をマイクロピペット等で丁寧にできるだけ取り除く。
  5. Yeast Processing Bufferを80 μl加え、ピペッティングにより穏やかに混合する。
  6. Yeast Processing Enzyme Solutionを8 μl加え、ピペッティングにより穏やかに混合する。
  7. 30℃で30分~1時間*、10~20分毎に指で軽く弾いて(タッピング)混合しながらインキュベートする。

    * 対数増殖期の新鮮な培養酵母菌体を用いた場合、37℃で10分間のインキュベートでもRNA調製は可能です。しかし、RNA収量は低下する場合があります。

    * 酵母(属)や培養条件、菌体数によって最適な反応時間が異なる場合があります。その場合は予め処理時間の最適化をお勧めします。

    * 凍結酵母菌体ペレットを用いる場合、反応条件は30℃、10~30分間としてください。

  8. 7.で得られた酵母菌体反応液よりNucleoSpin RNAまたはRNAiso Plusを用いてtotal RNAを調製する。
    NucleoSpin RNAおよびRNAiso Plusのプロトコールは、各説明書を一部変更してご使用ください。変更部分は、取扱説明書のV.操作フロー中の下線部分です。基本的なプロトコールの詳細は各説明書の下記の対象項もご参照ください。
    ・NucleoSpin RNA: 5 Protocols, section5.3のstep2-4とsection5.1のstep5-9
    ・RNAiso Plus: VI. 実験例およびVII. RNA抽出のフローチャート
RNA抽出試薬について
本製品は、NucleoSpin RNAまたはRNAiso Plusと組み合わせてご使用ください。
他のRNA抽出試薬との組み合わせについては、適合性を確認しておりません。
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