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Rat Heme Oxygenase-1 EIA Kit

溶血成分による測定への影響

溶血によってサンプルの測定が影響を受けるか否かについて検討した。

【方法】
エーテル麻酔下で、直ちにラットの脾臓と肝臓をそれぞれ摘出し、1個の脾臓と1/5個の肝臓をそれぞれ個別にステンレスメッシュ上ですりつぶし、細胞を分散させた。遠心(卓上遠心機3000回転)して細胞を沈査として集め、10 mlのPBSで1回懸濁して洗浄した後、再び遠心して細胞を回収した。この洗浄操作を計2回繰り返した後、ラットの脾細胞および肝細胞のPBS懸濁液(10 ml)をそれぞれ2本の15 ml遠心チューブに5 mlずつ分注した。
一方のチューブに対しては、遠心して上清を除いた後に、塩化アンモニウムを含む溶血剤を5 ml加え、室温で5分放置して赤血球をバーストさせた。遠心して細胞を集め、PBSで1回洗浄した後、1 mlの細胞抽出用緩衝液を加えて懸濁した(溶血処理サンプル)。
他方のチューブに対しては、そのまま遠心して細胞を集め、1 mlの細胞抽出用緩衝液を加えて懸濁した(未処理サンプル)。
これらのサンプルについて、本キットを用いて測定を行った。


サンプルの希釈率 ×5×25×125×625ブランク
脾臓 未処理 4.1731.2980.1640.0830.043
溶血処理4.0001.5360.2200.0820.044
肝臓 未処理 1.7820.2430.0730.0530.044
溶血処理 1.5750.1890.0670.0530.046
*数値はA450の値を示す。

【結果】
表の結果から、混入した溶血成分による極端な反応妨害はないと考えられる。
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