pCold™ ProS2 DNA

可溶性発現量が増大した例

pCold™ ProS2 DNA(製品コード 3371)

pCold ProS2 DNAを用いたコールドショック発現系を、発現量、可溶性度についてpCold I DNA単独発現系と比較した。発現用宿主には大腸菌BL21株を用い、使用方法に記載した目的遺伝子の発現方法に従って、培養・発現誘導を行った。

タンパク質B(推定分子量43.3 kDa)は、pCold I DNAを用いた発現系ではほとんど可溶性発現が認められなかったが、pCold ProS2 DNAを用いた場合は、約66 kDa(43.3 kDa+23 kDa)の目的タンパク質の大部分が可溶性画分に得られた。

  pCold™ ProS2 DNA