方法: | 生菌サンプルを段階希釈して、2×106~2×102個の生菌サンプルでEMA処理あり/なしサンプルの増幅曲線を比較することにより、生菌への影響を確認した。 |
EMA処理なし | EMA処理あり |
結果: | 106個では1オーダー程度の減少が認められたが、それ以下の菌数では同等の結果が得られており、検出感度には影響がないことが分かる。 |
方法:死菌サンプルを段階希釈して、2×106~2×102個の死菌サンプルでEMA処理あり/なしサンプルの増幅曲線を比較することにより、死菌抑制効果を確認した。 |
EMA処理なし | EMA処理あり |
結果: | 少なくとも2×106個までの死菌を完全に抑制できることが分かる。 |
方法: | 実際に近い状況で確認するため、108~103個の生菌に一定数(106個)の死菌を混合したものを用意し、EMA処理あり/なしの増幅曲線を比較した。 |
EMA処理なし | EMA処理あり |
結果: | 生菌107~108個では、ややEMA処理による影響が認められ検出数が減少したが、それ以下の菌数では、生菌が初発数依存的に検出できる。 |