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Osteonectin EIA Kit (for Human/Pig )

各種ヒト培養細胞上清中のオステオネクチン産生量

Human/Pig Osteonectin EIA Kit(製品コード MK114)
φ10 cm培養ディッシュに培地を30 ml添加して飽和培養した各種細胞の上清をサンプルとしてオステオネクチン濃度を測定した。培地中には、10%ウシ胎児血清(非働化済み)が含まれており、ウシ抗原が測定に及ぼす影響を調べる目的で培地のみの測定も行った。
使用した細胞株は以下のとおりである。

細胞名
由来
培養形態
A549
ヒト肺がん細胞
接着
HT29
ヒト結腸腺癌
接着
HLF
ヒト肝癌由来細胞
接着
NHLF
正常ヒト肺線維芽細胞
接着
MG63
ヒト骨肉腫
接着
THP-1
ヒト単球(急性白血病)
浮遊
Lu65
ヒト肺がん細胞
浮遊
(培地)
10% FCS/DMEM
 

  各上清中のオステオネクチン濃度(ng/ml)
倍率
培地
A549
HT29
HLF
NHLF
MG63
THP-1
Lu65
原液
1
2.73
4.85
4.05
17.08
4.78
42.77
4.18
20.66
×2
0.5
0.00
3.21
2.35
12.53
2.91
21.65
2.76
8.11
×4
0.25
0.00
1.36
0.46
8.25
1.01
11.83
1.54
3.34

  オステオネクチン産生量(ng/ml):(各上清の濃度)-(培地の濃度)
倍率
培地
A549
HT29
HLF
NHLF
MG63
THP-1
Lu65
原液
1
0.00
2.12
1.32
14.35
2.05
40.04
1.45
17.93

各種ヒト培養細胞上清中のオステオネクチン産生量
各種ヒト培養細胞上清中のオステオネクチン産生量

結果培地(10%ウシ血清含)中のオステオネクチン濃度は、原液測定において2.73 ng/mlと算出され、測定感度とほぼ同等のところに検出された。各種ヒト培養細胞の培養上清中のオステオネクチン量を測定する上で、妨害になる濃度ではないと判断された。測定結果をみると、同じ肺癌細胞に分類されるA549とLu65細胞において、オステオネクチン産生量に大きな差がみられたところは興味深い。
骨肉腫細胞MG63は群を抜いて高値であった。
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