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Application

TransIT-PRO® Transfection Kit

浮遊293細胞を用いたタンパク質発現システムとの比較とトランスフェクション条件の検討

方法
CHOgro Expression System(製品コード MIR6260)に含まれるTransIT-PRO Transfection Reagentを使用して、浮遊CHO細胞(FreeStyle CHO-S cells;Thermo Fisher Scientific社)または浮遊293細胞(FreeStyle 293-F cells;Thermo Fisher Scientific社)にトランスフェクションを行い、Human IgG1を一過性に発現させた。
トランスフェクション・細胞培養に使用した試薬と条件は<実験1>、<実験2>の通りで、培養スケールは各100 ml、プロトコールは各培地システムの説明書に従った。
トランスフェクション直後から数日後まで、定期的に培養液を採取し、培養細胞数・細胞生存率の測定、抗体産生量の測定(ELISA法)を行った。
<実験1:浮遊293細胞によるタンパク質発現システムとの比較>

条件1条件2
培地CHOgro Expression mediumA社medium
細胞FreeStyle CHO-S cellsFreeStyle 293-F cells
トランスフェクション試薬(試薬:DNA)TransIT-PRO (1:1)TransIT-PRO (1:1)
<実験2:トランスフェクション条件の検討>

条件3条件4条件5
培地CHOgro Expression medium
細胞FreeStyle CHO-S cells
トランスフェクション試薬(試薬:DNA)TransIT-PRO (1:1)TransIT-PRO (1:1.5)TransIT-PRO (1:2)
結果
<実験1:浮遊293細胞によるタンパク質発現システムとの比較>
(1) 培養細胞数

(2) 細胞生存率

(3) 抗体産生量

CHOgro Expression System使用では、細胞生存率は数日間にわたり良好な結果を維持でき、抗体産生量はA社システム使用の場合に比べ約8倍(トランスフェクション6日後)が得られた。
<実験2:トランスフェクション条件の検討>
(1) 培養細胞数

(2) 細胞生存率

(3) 抗体産生量

トランスフェクション条件では、(試薬:DNA)=(1:1)の時に最も良好な結果が得られ、<実験1>と同条件での再現性も確認できた。
データご提供:国立研究開発法人 国立がん研究センター 安西 高廣 先生
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