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細菌叢検査

細菌叢解析を用いたアガロオリゴ糖の評価(ヒト試験)

■ アガロオリゴ糖
アガロオリゴ糖は寒天由来のオリゴ糖で、抗炎症作用、腸の保護作用などについて、データが取得されています。

アガロオリゴ糖
タカラバイオ株式会社 アガロオリゴ糖
http://agribio.takara-bio.co.jp/technology/kanten/


■ 評価方法
アガロオリゴ糖の摂取前後で同じ人の腸内細菌叢の変化を比較した。

解析:16S rRNA PCRサンプルの解析(細菌叢解析)
ボランティア:13人
サンプル:糞便
試験期間:30日
アガロオリゴ糖:現在の生活習慣は変更せずに、1日200 mgを毎日摂取


■ 結果
アガロオリゴ糖の摂取が腸内細菌に与えた影響として、下記が示唆された。

1.腸内細菌叢の構造変化
PCoA解析を行った結果、アガロオリゴ糖の摂取によって腸内細菌叢の構造が変化することが確認された。
腸内細菌叢の構造変化

アガロオリゴ糖摂取前後の細菌叢の変化


2.痩せ型細菌叢への変化
細菌を門レベルで比較した結果、接種後はFirmicutesが減少し、Bacteroidetesが増加した。米国のデータで、肥満の人はFirmicutesが多く、Bacteroidetesが少なくなる傾向が報告されており、Firmicutes / Bacteroidetes(F/B)比が肥満指数として知られている。アガロオリゴ糖の摂取によって、腸内細菌叢の構造が、痩せ型の腸内細菌叢へ変化した。
痩せ型細菌叢への変化

13名の平均値による細菌叢の変化


腸内細菌叢の構造変化

Firmicutes / Bacteroidetes(F/B)比の変化


3.エクオール産生菌の増加
細菌の存在比の変化を解析した結果、バランス調整菌として知られるエクオール産生菌のEggerthella lentaの存在比を増加させる機能を持つことが示唆された。
腸内細菌叢の構造変化

Eggerthella lenta(エクオール産生菌)の存在比変化
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