組換えタンパク質のリフォールディングに

Chaperonin GroE

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略称
製品コード TaKaRa
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製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書
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TKR 7330 7330 Chaperonin GroEL
  • バルクなど特別対応可能
5 mg ¥28,500
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TKR 7331 7331 Chaperonin GroES
  • バルクなど特別対応可能
0.5 mg ¥28,500
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製品説明

クローニングした酵素遺伝子を大腸菌等の微生物を用いて発現しようとする場合、酵素が活性を持った形で発現するとは限らず、細胞内にインクルージョンボディーを形成することがよくある。このような場合、変性剤等によりインクルージョンボディーを変性・可溶化後、目的酵素をリフォールディングし、再生することが必要である。
GroEは、大腸菌由来のシャペロニンタンパク質のひとつで、14量体のGroEL(サブユニット分子量6万)と7量体のGroES(サブユニット分子量1万)からなるタンパク質複合体であり、このような組換え体タンパク質のリフォールディングに用いることができる。

保存

-20℃

由来

E. coli

反応

変性タンパク質の立体構造形成を補助し、活性を回復させる。

形状

凍結乾燥品〔5 mM Tris-HCl緩衝液(pH7.8)溶液200μl相当量を含有〕

純度

SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動にて90%以上

一般的性質

  GroEL GroES
分子量(サブユニット): 57,000(アミノ酸組成)
60,000(SDS-PAGE)
10,000(アミノ酸組成)
15,000(SDS-PAGE)
等電点: 4.7 5.0
至適pH: 7~8 7~8
pH安定領域: 6~9 6~9
至適温度: 20~37℃ 20~37℃
熱安定領域: 40℃以下 40℃以下
変性剤耐性 グアニジン塩酸塩: 100 mM以下 100 mM以下

図1 GroEシャペロニン機能発現メカニズムの模式図
変性酵素タンパク質が再生するとき、その再生中間体はGroEL-オリゴマー(14量体)の環の中央にトラップされ、不可逆的なアグリゲーションや誤った構造形成が起こらないように保護される。この再生中間体はヌクレオチド(ATP、ADP、CTP、UTP、ATP類似体)とGroESタンパク質が存在すると解離し、活性(機能)を持った酵素タンパク質が形成されると考えられる。
表1 GroEが構造形成を助けたり、関与したりする酵素・タンパク質
酵素・タンパク質名質量(四次構造)由来文献
単量体
dihydrofolate reductase*20 kDa(α1)chickenMartin et al.1)
mouseViitanen et al.2)
pre-β-lactamase30 kDa(α1)Escherichia coliLaminet and Pluckthun3)
rhodanese33 kDa(α1)bovineMartin et al.1)
Mendoza et al. 4)
ribonuclease(in vivo~40 kDa(α1)human granulocyteRosenberg et al.5)
6-Hydroxy-D-nicotine oxidase48 kDa(α1)Escherichia coliBrandsch et al.6)
Fab fragment~60 kDa(α1)mouseSchmidt and Buchner7)
α-glucosidase68 kDa(α1)yeastHöll-Neugebauer and Rudolphl8)
2量体
Cu, Zn-superoxide dismutase32 kDa(α2)Xenopus laevis, humanBattistoni et al.9)
citrate synthase50 kDa(α2)pigBuchner et al.10)
non-glycosylated invertase59 kDa(α2)yeastKerm et al.11)
lactate dehydrogenase*68 kDa(α2)Bacillus stearothermophilusBadcoe et al.12)
malate dehydrogenase70 kDa(α2)pigHartman et al.13)
luciferase(in vivo74 kDa(α1β1)Vibrio harveyi MAVEscher and Szalay14)
enolase*94 kDa(α2)yeastKubo et al.15)
ribulose bisphosphate carboxylase110 kDa(α2)Rhodospirillum rubrumGoloubinoff et al.16)
Viitanen et al. 17)
van der Vies et al.18)
in vivoAnacystis nidulansGoloubinoff et al.19)
phytochrome photoreceptor248 kDa(α2)oatGrimm et al.20)
3量体
ornithine transcarbamylase108 kDa(α3)ratZheng et al.21)
tailspike protein216 kDa(α3) Salmonella phage P22Brunschier et al.22)
4量体
branched-chain α-keto acid decarboxylase E1(in vivo160 kDa(α2β2)mammalianWynn et al.23)
tryptophanase208 kDa(α4)Escherichia coliMizobata et al.24)
12量体
glutamine synthetase622 kDa(α12)Escherichia coliFischer25)
* 自発的に構造形成をし得るが再生反応中にGroEと相互作用するもの

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