Lenti-X™ HTX Packaging System

  • あらゆるレンチウイルスベクターで最高の力価を実現
  • パントロピック(エンベロープ:VSV-G)またはエコトロピック(gp70)の2種類のシステムから選択可能
  • ウイルス遺伝子を分割導入することにより、複製能を欠く安全な組換えレンチウイルスを産生
  • 自己不活性型 pLVSIN-CMV/EF1αベクターと組み合わせてP2実験が可能(注:挿入遺伝子による)
メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別)
キャンペーン価格
特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
CLN 631247 Z1247N Lenti-X™ HTX Packaging System
  • レンチウイルスベクターによる遺伝子導入
  • 労働安全衛生法
  • 安全データシート(SDS)添付
  • ライセンス
20回 ¥150,400
¥120,320
2017/07/03~
2017/08/31

MTAの確認が必要な製品です
在庫限りで終売予定
代替品:631275
説明書・データシート・ベクター情報
CLN 631251 Z1251N Lenti-X™ HTX Ecotropic Packaging System
  • レンチウイルスベクターによる遺伝子導入
  • 労働安全衛生法
  • 安全データシート(SDS)添付
  • ライセンス
20回 ¥150,400
¥120,320
2017/07/03~
2017/08/31

MTAの確認が必要な製品です
説明書・データシート・ベクター情報

※色文字での表示は、キャンペーン価格およびそのキャンペーン期間です。

実験操作動画はこちら

製品選択ガイド(English)

効率よく組換えレンチウイルスを産生

組換えレンチウイルスは、初代培養細胞、幹細胞、神経細胞、非分裂細胞などを含むほぼすべての哺乳類細胞に遺伝子導入を実現する強力な多用途ベクターである。
Clontechが開発したLenti-X HTX Packaging System(図1)はLenti-X HTX Packaging Mix、生分解性ナノ粒子を利用した遺伝子導入試薬 Xfect、Tet System Approved FBSおよびレンチウイルス力価の簡易判定試薬 Lenti-X GoStixよりなり、他社のパッケージングシステムと比べて高力価ウイルス上清の調製が可能である。タカラバイオのSIN型レンチウイルスベクタープラスミド pLVSIN-CMV Neo/Hyg/Pur VectorやpLVSIN-EF1α Neo/Hyg/Pur Vectorと組み合わせると、105~106感染単位(IFU)/mlのウイルス上清が安定して得られ、濃縮なしでそのまま様々な細胞への遺伝子導入に使用できる(図2)。複数プレートへのトランスフェクション、標的細胞への複数回の感染なども不要である。感染多重度(multiplicity of infection; MOI)を調節して標的細胞に感染させることで、目的遺伝子の発現レベルをコントロールすることもできる。


図1. Lenti-X HTX Packaging System
レンチウイルスベクタープラスミド(例:pLVSIN-CMV Pur)およびLenti-X HTX Packaging Mixを、極めて効率的なXfect transfection reagentを用いて、Lenti-X 293T細胞内にコトランスフェクションする。48時間後には、高力価のウイルス上清が得られる。



図2.神経細胞への遺伝子導入
pLVSIN-CMV Pur VectorにZsGreen1遺伝子を挿入し、Lenti-X HTX Packaging SystemとLenti-X 293T細胞を用いてパッケージングを行いウイルス上清を調製した(5.6×105 ivp/ml:HT1080への感染効率より算出)。このウイルス上清を80μl/well(24well plate)で用いて、正常ヒト神経前駆細胞(NHNP)から分化させた神経細胞に、ポリブレン法により遺伝子導入を行った。遺伝子導入2日後の蛍光顕微鏡写真を示す。

2種類の宿主指向性

組換えレンチウイルスの宿主指向性は2種類から選択できる。
  1. Lenti-X HTX Packaging Systemは、実質的にすべての細胞種に感染できるパントロピックなエンベロープタンパク質(VSV-G viral envelope protein)を持つウイルスを産生できる。
  2. Lenti-X HTX Ecotropic Packaging Systemは、マウスやラットの細胞だけに感染できるエコトロピックなエンベロープタンパク質(MLV ecotropic envelope glycoprotein:gp70)を持つウイルスを産生できる。

4つの相乗効果

本パッケージングシステムによる高レベルのウイルス産生は、以下に示す4つの特徴の相乗効果の結果である。
  • コンポーネント比率の最適化
    本製品のLenti-X HTX Packaging Mixには、レンチウイルス産生に必要なすべての遺伝子を含有した複数のプラスミドがウイルス産生が最高となるように理想的な比率で含まれている。これらの複数のプラスミドへのウイルス遺伝子の分断化は、複製可能なウイルス産生を効果的に抑える。
  • テトラサイクリン応答プロモーターによる高レベル発現
    Lenti-X HTX Packaging Mixで発現するウイルス遺伝子の一部は、Tet-Offシステムのテトラサイクリン応答プロモーター(TREs)の下流にあり、Tet-Offトランス活性化因子(tTA)によりウイルスタンパク質を高レベルに発現誘導する。HEK 293細胞を含む多くの細胞株で、Tetトランス活性化因子による発現誘導はCMVプロモーター以上の発現レベルに達する。
  • トランスフェクションの最適化
    新しい生分解性ナノ粒子を利用したトランスフェクション試薬 Xfectは、全てのレンチウイルスパッケージングシステムに利用される。Xfectを用いることでLenti-X 293T細胞への高効率(>95%)で安定なトランスフェクションが可能であり、ウイルスタンパク質の高発現を実現する。
  •  
  • レンチウイルス産生の簡単モニタリング
    付属のLenti-X GoStixを用いて、組換えレンチウイルス産生時にウイルス上清回収の最適時期を簡単に決定することができる(図3)。


図3. Lenti-X GoStixは最短30秒(~10分)で検出可能
20μlのウイルス上清をサンプリングし、GoStixにスポットするだけの簡単操作。Test Bandの有無を確認するだけでウイルス力価の簡易判定が可能であり、組換えレンチウイルス産生のモニタリングに最適である。
※検出感度はウイルス力価(IFU)の測定法やウイルス調製法により異なる場合がある。


本製品の各コンポーネントの相乗効果に加えて、Lenti-X 293T細胞(別売)を使用することにより、pLVSIN-CMVベクターなどから複製能力のない安全なレンチウイルスを、最高タイターで産生可能である。
ご注意
●研究開発等に係る遺伝子組換え生物等に関する文部科学省・環境省令および各施設の遺伝子組換え実験に関する規則に従ってご使用ください。
※Lenti-X HTX Packaging MixのプラスミドはΨパッケージングシグナルを含まないため、ウイルス粒子にPackaging Mixのプラスミド中の遺伝子は取り込まれません。

内容

Lenti-X HTX Packaging System
(製品コード 631247)
 ・Lenti-X HTX Packaging Mix 2 (VSV-G)
 ・Xfect transfection reagent
 ・Tet System Approved FBS, US-Sourced(50 ml)
 ・Lenti-X GoStix(3テスト分)

Lenti-X HTX Ecotropic Packaging System
(製品コード 631251)
 ・Lenti-X HTX Ecotropic Packaging Mix 2 (Ecotropic)
 ・Xfect transfection reagent
 ・Tet System Approved FBS, US-Sourced(50 ml)
 ・Lenti-X GoStix(3テスト分)
遺伝子導入(操作方法を動画でご覧ください)

(注)本システムでパッケージングを行う際には、必ず添付のテトラサイクリン不含Tet System Approved FBSを使用してください。なお、本システムにパッケージング細胞は含まれていません。別途、Lenti-X 293T Cell Line(製品コード 632180)をお求めください。

保存

Lenti-X GoStix:室温
その他:-20℃

この製品を見た人は、こんな製品も見ています。

注意事項
  • 弊社の取扱い製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。

▲このページのトップへ