ウイルス調製から遺伝子導入までトータルにサポート

Retrovirus Constructive System

  • レトロウイルス調製用G3T- hi細胞と、Retrovirus Packaging Kit、RetroNectinがセットになり、ウイルス調製から遺伝子導入までを一貫して行うことが可能
  • 一過性トランスフェクションにより、105~107 cfu/mlの高力価組換えレトロウイルスが短時間で調製可能
  • GnT-Ⅲ高発現のG3T- hi細胞で調製することにより、RetroNectin高親和性を示す組換えレトロウイルスが産生
  • 調製レトロウイルスはRetroNectin法での遺伝子導入効率が2倍に上昇
メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別)
キャンペーン価格
特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
TKR 6164 6164 Retrovirus Constructive System Eco
  • レトロウイルスベクターによる遺伝子導入
  • ライセンス
1 Set ¥136,000
¥108,800
2017/07/03~
2017/08/31

説明書・データシート・ベクター情報
TKR 6165 6165 Retrovirus Constructive System Ampho
  • レトロウイルスベクターによる遺伝子導入
  • ライセンス
1 Set ¥136,000
¥108,800
2017/07/03~
2017/08/31

説明書・データシート・ベクター情報

※色文字での表示は、キャンペーン価格およびそのキャンペーン期間です。

製品説明

本製品はレトロウイルス調製細胞(G3T-hi 細胞)、Retrovirus Packaging Kit Eco(製品コード 6160)またはRetrovirus Packaging Kit Ampho(製品コード 6161)およびRetroNectinがセットになっており、組換えレトロウイルスベクタープラスミドを用意するだけでレトロウイルスの調製から標的細胞への遺伝子導入までを行うことができるよう構成されている。
本製品に含まれるG3T-hi細胞は、ヒト腎臓由来の細胞株293T(ネオマイシン耐性)にハイグロマイシン耐性遺伝子を用いてヒトN-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ III(N-acetylglucosaminyltransferase III :GnT-III)を導入したGnT-III高発現細胞株である。
G3T-hi細胞は、Retrovirus Packaging Kit EcoまたはAmphoを用いて、gag-polenv遺伝子の発現ベクタープラスミドと目的遺伝子を組み込んだ組換えレトロウイルスベクタープラスミドを共導入することにより、迅速かつ一過性に高力価の組換えウイルスを産生できるようデザインされている。Retrovirus Packaging Kit Ecoはラット、マウスの細胞、Retrovirus Packaging Kit Amphoは 多数の哺乳動物細胞に感染可能な組換えレトロウイルスを産生できる。 通常、本製品を用いた一過性発現では105~107 cfu/mlのウイルス液が得られる。
G3T-hi細胞は、細胞膜糖鎖がGnT-IIIにより修飾されることを特徴とする。発芽するレトロウイルスベクターは宿主細胞膜を纏うため、本細胞より得られた組換えレトロウイルスの膜タンパク質糖鎖はGnT-IIIにより修飾を受けていると推測される。この糖鎖修飾により、本細胞を用いて調製したレトロウイルスは、RetroNectin*(組換えヒトフィブロネクチンフラグメント)への親和性が高くなっている。したがって、培養器のコート剤としてRetroNectinを用いることにより標的細胞への遺伝子導入効率が大きく向上する。RetroNectinは特に血球系細胞を標的とした遺伝子導入に有効である。

* RetroNectin:フィブロネクチンの細胞接着ドメインとヘパリン結合ドメインを有する組換えヒトフィブロネクチンフラグメント
   【組換えレトロウイルスの作製の概略】



RetroNectin®を用いた標的細胞への感染法概要 <RBV感染法>

内容

本製品には、レトロウイルス産生用調製細胞、2種類のパッケージングベクターとトランスフェクションに必要な試薬、および標的細胞への遺伝子導入効率促進用組換えタンパク質(RetroNectin)が含まれている。
1. レトロウイルス調製用 G3T-hi 細胞2×106 cells/vial
2. Retrovirus Packaging Kit EcoまたはAmpho10回分
3. RetroNectin0.5 mg

保存

細胞:液体窒素
その他:-20℃

注:G3T-hi細胞の輸送は-80℃(ドライアイス梱包)のため、製品到着後ただちに液体窒素中で保存する。液体窒素保存ができない場合は、ただちに細胞を融解し、培養を行う。

キット以外に必要な試薬および器具類

1. 器具・装置
  • 安全キャビネット
  • 細胞観察用顕微鏡
  • CO2インキュベーター
  • -80℃フリーザー
  • 滅菌済ピペット
  • フィルター付滅菌済チップ
  • 5 mlポリスチレン丸底チューブ
  • ゼラチンまたはコラーゲンコートシャーレ
  • 0.45 μm滅菌済フィルター(低吸着タイプ)
  • 2 ml滅菌済チューブ(ウイルス保存用)
  • 電動ピペッター
  • 細胞凍結容器(~1℃/分で温度低下が可能なもの) (Nalgene Code 5100-0001等)
2. 試薬類
  • 組換えレトロウイルスベクタープラスミド(高純度に精製されたもの)
  • Dulbecco’s Modified Eagle Medium (DMEM) 4.5 g/L Glucose with L-Glutamine (584 mg/L)(Lonza Code. 12-604F/12-604Q)
  • Fetal Bovine Serum (FBS)
  • Panicillin-Streptomycin Mixture(Lonza Code. 17-602E)
  • Trypsin/EDTA (1X)(Lonza Code. 17-161E)
  • 滅菌済みPBS(-)(1×)
  • 細胞凍結保存液(CELLBANKER 1;製品コード CB011/CB013)
  • ポリブレン(臭化ヘキサジメトリン;Sigma Code. H9268)
  • 滅菌精製水

本製品の使用について

本製品をご利用の際は、以下の点にご注意ください。
  • 本製品の使用はすべて研究用に限定されています。臨床目的での使用および生体外診断に使用することはできません。(本製品により得られた生物材料を第三者に譲渡することもできません。)また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • 本製品を研究目的以外に使用される場合は、事前に弊社にお問い合わせください。商業目的に使用される場合は、個別にライセンス契約の締結が必要です。
  • 本レトロウイルスベクターの系によって生産されるウイルス上清液は挿入断片によっては危険なウイルスを含む恐れがあるため、組換えレトロウイルスの生産と取扱いには、適切な処置をとる必要があります。ご利用の際は、文部科学省の定める省令「研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令」平成16年文部科学省・環境省令第1号および組織内の安全委員会の指示に従って行ってください。
  • 本製品の使用によって生じたいかなる事故、損害についても、弊社では責任を負いかねますので、ご了承の上ご使用ください。

関連資料

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iPS細胞・幹細胞研究ガイド(2015年5月改訂版)

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幹細胞研究ガイド
タカラバイオで展開している幹細胞研究のための試薬・受託サービス選択ガイドの他、関連情報をまとめています。

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