Human iPS Cell Generation™ Episomal Vector Mix

  • 核初期化因子とp53機能阻害因子を発現するヒトiPS細胞誘導用エピソーマルベクター
  • 染色体への挿入リスクを回避した早期自己消失型ベクター
  • ヒト末梢血単核球やヒト線維芽細胞などに遺伝子導入することで、高効率にiPS細胞を誘導
Human iPS Cell Generation Episomal Vector Mix
メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
TKR 3673 3673 Human iPS Cell Generation™ Episomal Vector Mix
  • ライセンス
105 μl ¥100,000
説明書・データシート・ベクター情報

製品説明

本製品は、核初期化因子(OCT3/4KLF4SOX2L-MYCLIN28)とp53機能阻害因子(mouse p53DD:ドミナントネガティブ変異を導入したマウスp53)、エピソームの複製にかかわるEpstein-Barr Virus(EBV)由来のEBNA-1をコードする核酸とOriPなどを搭載した複数のエピソーマルベクターの混合物である。染色体外で安定的に自立複製し、かつ短時間で速やかに細胞から脱落する早期自己消失型ベクターであり、従来のレトロウイルスベクターやレンチウイルスベクターを用いたiPS細胞誘導における染色体への挿入リスクや、ウイルスベクター使用による作業者に対する安全性の問題を克服している。
本製品をヒト末梢血単核球やヒト線維芽細胞に遺伝子導入することにより、高効率にヒトiPS細胞を誘導することが出来る。

搭載遺伝子
遺伝子名GenBank Accession No.
OCT3/4NM_002701
KLF4NM_004235
SOX2NM_003106
L-MYCNM_001033081
LIN28NM_024674
mouse p53DDNM_011640

Human iPS Cell Generation Episomal Vector Mix を構成するベクター(概略図)

Human iPS Cell Generation Episomal Vector Mix を構成するベクター

保存

-20℃
※ 適切に保存し、受け取り後2年を目途にご使用ください。

キット以外に必要な器具・試薬類(主なもの)

器具・装置
・CO2インキュベーター・クリーンベンチ・恒温水槽
・細胞観察用顕微鏡・超低温フリーザー(-80℃)
・電動ピペッター・プラスチックピペット
・ピペットマン・フィルター付滅菌済みチップ
・細胞培養用容器(6 well tissue culture plate、100 mm tissue culture plate)
・Nucleofector II Device(Lonza社)
・DynaMag-2 Magnet(Life Technologies)

試薬類
各プロトコール共通試薬
・0.1%ゼラチン水溶液
・Feeder細胞(マイトマイシンC 処理を行ったMEF、SNL細胞、STO細胞など)
・DMEM(Dulbecco's modified eagle medium)
・FBS(Fetal Bovine Serum)
・Penicillin/Streptomycin
・0.25% Trypsin/1 mM EDTA solution
・ヒトiPS細胞用培地
   霊長類ES/iPS細胞用培地 Primate ES Cell Medium(Repro CELL、Cat. RCHEMD001)など
・Basic Fibroblast Growth Factor(bFGF)


[ヒト末梢血単核球(PBMC:Peripheral Blood Mononuclear Cells)からのiPS細胞樹立の場合]
ヒト末梢血単核球はFicoll-Paque PREMIUM(GE healthcare、Cat. 17-5442-02)*1を用いて分離することが可能である。分離した細胞の凍結保存には、細胞凍結保存液STEM-CELLBANKER(製品コード CB041)を使用することができる。
ヒト末梢血単核球は市販されており、PromoCell社のHuman Mononuclear Cells from Peripheral Blood (hMNC-PB), single donor, ultra-pure(製品コード C-12907)などが利用可能である。
*1Ficoll-Paque PREMIUMに関する詳細はGE healthcareのウェブサイトをご確認ください。

幹細胞/前駆細胞を標的としたiPS細胞樹立の場合
・StemSpan H3000(STEMCELL Technologies 社、Cat. ST-09800)
・PBS(Phosphate Buffered Saline)
・BSA(Bovine Serum Albumin)
・IL-3(Interleukin 3)
・IL-6(Interleukin 6)
・Fit3 ligand(Fms-related tyrosine kinase 3 ligand)
・SCF(Stem Cell Factor)
・TPO(Thrombopoietin)
・Human CD34 Cell Nucleofector Kit(Lonza社、Cat. VAPA-1003)

T細胞を標的としたiPS細胞樹立の場合
・X-VIVO 15(Lonza社、Cat. 04-418Q)
・IL-2(Interleukin 2)
・Dynabeads Human T-Activator CD3/CD28(Life Technologies、Cat. DB11131)
・Human T cell Nucleofector Kit(Lonza社、Cat. VAPA-1002)

[ヒト線維芽細胞(Fibroblasts)からのiPS細胞樹立の場合]
ヒト線維芽細胞は市販されており、PromoCell社のNormal Human Dermal Fibroblasts(NHDF), adult donor(製品コード C-12302)などが利用可能である。
・Human Dermal Fibroblast Nucleofector Kit(Lonza社、Cat. VPD-1001)

注意: ヒト細胞を使用するので、施設での取扱いルールに従い、作業者の安全を考慮した上で実験を行ってください。

本製品使用例

ヒト末梢血単核球細胞からのT細胞を標的としたiPS細胞の樹立

本製品を使用し、説明書のプロトコールに従って成人由来の正常ヒト末梢血単核球細胞から iPS細胞を誘導した(Feeder細胞にはMEFを使用)。
経時的な細胞形態の変化を示す。
Day0(播種直後)
Day0(播種直後)
Feeder上にまばらに細胞が点在する
Day13
Day13
iPS細胞様のコロニーが観察されはじめる
Day24
Day24
iPS細胞のコロニーが観察される

関連のオンラインガイドはこちら

幹細胞研究ガイド
タカラバイオで展開している幹細胞研究のための試薬・受託サービス選択ガイドの他、関連情報をまとめています。

この製品を見た人は、こんな製品も見ています。

注意事項
  • 弊社の取扱い製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。

▲このページのトップへ