mRNA(lncRNA)阻害実験用アンチセンスオリゴヌクレオチド

Antisense LNA™ GapmeR

  • in vitroin vivoでmRNA、lncRNAを抑制するLNA GapmeR
  • LNAとホスホロチオエート化により高い親和性と安定性を実現
  • オフターゲット効果が極めて低い、短鎖一本鎖アンチセンスオリゴヌクレオチド
  • 低い細胞毒性と優れた抑制効果
  • Exiqon社の最先端のアルゴリズムによるカスタム設計
※ LNA longRNA GapmeRは、Antisense LNA GapmeRに製品名が変更になりました。製品名の変更以外に、性能やコンポーネント、価格、使用回数、操作手順などの変更はございません。
メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書
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資料
EXQ 300600 E58030 Antisense LNA™ GapmeR, in vitro Standard
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5 nmol ¥40,000
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EXQ 300601-00 E58031 Antisense LNA™ GapmeR, in vitro Premium, ready to label
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5 nmol ¥64,000
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EXQ 300601-04 E58032 Antisense LNA™ GapmeR, in vitro Premium, 5' fluorescein label
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5 nmol ¥81,000
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EXQ 300601-08 E58033 Antisense LNA™ GapmeR, in vitro Premium, 3' fluorescein label
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5 nmol ¥81,000
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EXQ 300602-00 E58034 Antisense LNA™ GapmeR, in vivo Ready, ready to label
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5 nmol ¥81,000
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EXQ 300603-00 E58037 Antisense LNA™ GapmeR, in vivo Ready, ready to label
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20 nmol ¥158,000
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EXQ 300602-04 E58035 Antisense LNA™ GapmeR, in vivo Ready, 5' fluorescein label
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EXQ 300603-04 E58038 Antisense LNA™ GapmeR, in vivo Ready, 5' fluorescein label
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EXQ 300602-08 E58036 Antisense LNA™ GapmeR, in vivo Ready, 3' fluorescein label
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5 nmol ¥93,000
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EXQ 300603-08 E58039 Antisense LNA™ GapmeR, in vivo Ready, 3' fluorescein label
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20 nmol ¥192,000
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EXQ 500125 E58040 Custom Antisense LNA™ GapmeR for in vivo use - large scale (open design)
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5 mg~ 価格はお問い合わせください
EXQ 500175 E58041 Custom Antisense LNA™ GapmeR for in vivo use - large scale (Exiqon makes the design)
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5 mg~ 価格はお問い合わせください

製品説明

Antisense LNA GapmeRは、mRNAや長鎖非翻訳RNA(long non-coding RNA;lncRNA)の機能解析に使用するための短鎖アンチセンスオリゴヌクレオチド(antisense oligonucleotide;ASO)です。 一本鎖DNAの両側にLNAを配したgap構造を持っており、14-16塩基のGapmeRは全てホスホロチオエート化されています。 LNA部分がターゲット配列に対する親和性とヌクレアーゼ耐性を高め、DNA部分がターゲットRNAとDNA-RNAハイブリッドを形成してRNase Hによる切断を受けることでターゲットRNAを分解します(図1)。
Antisense LNA GapmeRは、Exiqon社の最先端のアルゴリズムによって、鎖長、配列、LNA含量などが最適な組み合わせで設計されており、self-annealingを最小限に抑え、ターゲット配列に対して高い結合親和性を持ちます。 非特異的に結合することなく標的配列を確実に捉えることができ、オフターゲット効果を最小限に抑えられた状態で、標的配列に対する高い抑制効果を得ることが可能です。 ネガティブコントロールには、Antisense LNA GapmeR Negative controlをご利用ください。
Exiqon社サイトはこちら


図1. Antisense LNA GapmeRの構造と機能
GapmeRは、DNA領域の両側にLNA配列を配置した構造になっている(A)。
LNA領域はターゲット配列との親和性が高く、ヌクレアーゼ耐性を持つ(B)。
DNA領域のアンチセンス配列がターゲットRNAとDNA-RNAハイブリッドを形成し、RNase Hによる切断を受ける
Antisense LNA GapmeRは、80塩基長以上のRNAに対して設計が可能で、目的に応じて4つのタイプから選択することができます。
製品名と特長純度収量精製方法 5’&3’修飾 製品コード

Antisense LNA GapmeR in vitro Standard

コスト効率が良く標準的な株化細胞を用いた初期スクリーニングに適している

保証なし5 nmol脱塩 不可 300600

Antisense LNA GapmeR in vitro Premium

純度が保証されたHPLC精製品で多くの細胞アッセイに適している

≧75%5 nmolHPLC 300601-00, -04, -08

Antisense LNA GapmeR in vivo Ready

動物個体で使用可能な高品質グレードで、あらゆるアッセイに使用可能。
B-cell、初代細胞、浮遊細胞などTransfectionが難しい細胞にも適している

≧75%5 nmolHPLC Na+ exchange 300602-00, -04, -08
20 nmol 300603-00, -04, -08

Custom Antisense LNA GapmeR in vivo use

in vivo Readyグレードのラージスケール(mg)での合成

CustomCustomCustom 500175 他
Antisense LNA GapmeRのトランスフェクション条件は、細胞や使用するトランスフェクション試薬に応じて至適化する必要があります。通常、終濃度1~50 nMで効果が得られます。
(容量5 nmolの製品を終濃度50 nMで使用する場合、12 well plate 1ウェルにつき約100回使用可能)

Antisense LNA GapmeRの利点

LNA GapmeR(GapmeR ASO)によるRNase Hの活性化は、遺伝子機能の強力な抑制法であり、アンチセンス治療分野における普遍的アプローチとして注目されています。 RNase Hは細胞核および細胞質に広く分布する酵素で、ASOが標的mRNA(またはIncRNA)配列に結合して形成されたRNA-DNAヘテロ二本鎖のRNA鎖を加水分解します。 RNase HによってmRNAが分解されるとタンパク質の翻訳が起こらず標的タンパク質の発現が低下します。
mRNAの抑制に広く利用されているsiRNAと比べて、一本鎖のLNA GapmeRには、オフターゲット効果が極めて低く、さらにRISC complexを形成する必要がない等の利点があります。 また、RNase H活性を利用するASOは核内のRNAに対しても効果があり、lncRNAの機能解析にも適しています。 また、通常の遺伝子導入方法に加えて、LNA GapmeRは導入試薬を用いずにそのまま細胞に取り込ませることも可能であり、トランスフェクションが困難な細胞株にも利用できます。


図2. Antisense LNA GapmeRを用いたmRNA、long non-coding RNAのサイレンシング
Antisense LNA GapmeRは細胞核や細胞質に存在するターゲットRNAに結合することができる。 Antisense LNA GapmeRが結合するとターゲットRNAはRNase Hによって分解される。分解されたmRNAからはタンパク質翻訳が起こらず、タンパク質発現が低下する。

in vivoでのAntisense LNA GapmeRの利用

Antisense LNA GapmeRは、LNAとホスホロチオエート(phosphorothioate;PS)修飾を利用することで優れたヌクレアーゼ耐性を示し、血清中での安定性も向上しています。また、LNA GapmeRは高い結合能力を持つため、短鎖のアンチセンスオリゴヌクレオチド(14~16塩基)を設計することが可能です。短鎖のLNA GapmeRはin vivoでの毒性が低く、ターゲット配列との親和性が高いため、他のアンチセンスオリゴヌクレオチドと比べて低濃度で利用できる点も特長の1つです。また、LNA GapmeRは、細胞膜を通過する能力が高いため細胞内の標的部位に作用させることも可能です。更に、in vivoでの導入にliposomeやcationic complexなどとの複合体形成は不要で、手軽に利用することができます。

ご注文方法

1.スモールスケール合成
こちらのLNA GapmeR専用サイトでLNA GapmeRの設計から見積もり依頼までを行います。
サイトの利用方法は右のオンライン注文手順書をご参照ください。 専用サイトで必要情報を入力して見積もり依頼を完了させると、Exiqon社から確認メールがお客様に送信されます(この時点では注文は完了しておりません)。3営業日以内に、別途タカラバイオより御見積書兼依頼書をメールにてお客様に送信しますので、ご注文いただける場合は本依頼書を用いてご注文ください。

LNA GapmeR専用サイト
(LNA GapmeR専用サイト:見積もり依頼にはアカウント作成が必要です)
 

2.ラージスケール合成
スモールスケール合成したLNA GapmeRを用いてin vitroでの有効性が確認できた場合は、in vivo実験用のラージスケール合成も承っております。ラージスケールLNA GapmeR in vivo useをご注文される場合は、こちらのフォームのお問合せ内容欄に以下の1~5の情報を明記のうえご依頼ください。3営業日以内に、別途タカラバイオより御見積書兼依頼書をメールにてお客様に送信いたします。
1.ご希望のサービス名(「LNA GapmeRラージスケール合成」とご記入ください)
2.in vitroでの予備実験に使用したLNA GapmeRのBatch numberとお客様が付けたGapmeRの名称
3.希望の容量(5, 10, 20, 25, 30, 40, 50, 100, 150, 300, 500, 1000 mgから選択)
4.ネガティブコントロールの注文の有無と、注文する場合の容量(同上。なお、予備実験に使用したネガティブコントロールのBatch numberがある場合は合わせてご連絡ください)
5.各注文本数
Batch numberは納品時のProduct Data Sheet、または製品チューブラベルに記載されています。
(フォームでの受託サービスメニューは「LNA合成」を選択してください)

3.過去に購入したGapmeRの再注文方法
過去にご購入されたGapmeRと同一デザインのGapmeRを再度ご注文される場合は、こちらのフォームのお問合せ内容欄に、以下の1~6の情報を明記のうえご依頼ください。3営業日以内に、別途タカラバイオより御見積書兼依頼書をメールにてお客様に送信いたします。
1.ご希望のサービス名(「LNA GapmeR再注文」とご記入ください)
2.過去に購入されたGapmeRのBatch Number(納品時のProduct Data Sheet、または製品チューブラベルに記載)
3.お客様が付けたGapmeRの名称
4.容量(in vitroグレードは5 nmolのみ、in vivoグレードは5 nmol、20 nmolまたは5 mg~)
5.再注文を希望する本数
6. お客様情報(ご氏名、ご所属、ご連絡先)

Antisense LNA GapmeRの優れている点

mRNAの抑制に広く利用されているsiRNAと比べて、一本鎖のLNAギャップマーには、オフターゲット効果が極めて低く1)、さらにRISC complexを形成する必要がない等の利点があります。また、通常の遺伝子導入方法に加えて、LNAギャップマーは導入試薬を用いずにそのまま細胞に取り込ませた報告も複数あり2)、3)、4)、トランスフェクションが困難な細胞株にも利用できます。

<文献情報>
1) RNA therapeutics: beyond RNA interference and antisense oligonucleotides
  Nature Reviews Drug Discovery 11, 125–140 (1 February 2012) | doi:10.1038/nrd3625

2) A locked nucleic acid antisense oligonucleotide (LNA) silences PCSK9 and enhances LDLR expression
  in vitro and in vivo.

  PLoS One. 2010 May 17;5(5):e10682. doi: 10.1371/journal.pone.0010682.

3) Efficient gene silencing by delivery of locked nucleic acid antisense oligonucleotides, unassisted
  by transfection reagents.

  Nucleic Acids Res. 2010 Jan;38(1):e3. doi: 10.1093/nar/gkp841. Epub 2009 Oct 23.

4) Down-modulation of cancer targets using locked nucleic acid (LNA)-based antisense oligonucleotides
  without transfection.

  Gene Ther. 2011 Apr;18(4):326-33. doi: 10.1038/gt.2010.133. Epub 2010 Dec 23.

納期

3~4週間(mgスケールをご注文の場合は、別途お問合せください)

内容

Antisense LNA GapmeR, 5 nmol, 20 nmolまたはmgスケール, 凍結乾燥品

保存

-20℃
蛍光標識品は遮光保存
LNAはExiqon社のトレードマークです。

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注意事項
  • 弊社の取扱い製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
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