吸引法で24の血液サンプル2 mlからDNA抽出

NucleoSpin® Blood L Vacuum

  • 2 ml血液から吸引法によりDNA精製
  • NucleoVac Vacuum Manifoldの使用により75分間で24の血液サンプルを処理可能
  • EDTA、クエン酸、ヘパリンなど抗凝固剤を含む血液にも対応
NucleoSpin Blood L Vacuum
メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
MNA 740954.24 U0954D NucleoSpin® Blood L Vacuum
  • 取寄
  • 労働安全衛生法
  • 安全データシート(SDS)添付
24回 ¥26,000
説明書・データシート・ベクター情報
MNA 740681 U0681A NucleoVac 96 Vacuum Manifold
  • 取寄
1セット ¥86,500
説明書・データシート・ベクター情報
MNA 740641 U0641A NucleoVac Vacuum Regulator
1セット ¥24,200
MNA 740744 U0744A Starter Set Midi
  • 取寄
1セット ¥120,000
説明書・データシート・ベクター情報

製品説明

NucleoSpin Blood L Vacuumは、2 ml全血から吸引法により高純度ゲノムDNAを精製するキットである。NucleoVac 96 Vacuum Manifold(製品コード 740681)とStarter Set Midi(製品コード 740744)を使用して、時間と手間のかかる遠心操作を必要とせず、24サンプルの同時処理が行える。
精製操作は、カオトロピック塩を含む溶液中で血液サンプルをProteinase Kで溶解し、結合バッファーを加えた後、カラムへアプライする。カラムの洗浄後、DNAを溶出する。通常、全工程はおおよそ75分間で終了する。
このキットは、新鮮EDTA血、クエン酸血や他の抗凝固剤処理血に使用できるだけでなく、凍結血液サンプルにも使用できる。
Starter Set Midiは、手動と自動の吸引法に対応したSBS規格に合致したカラムホルダーのColumn Holder Midi、Wash Plate MidiとElution Tube Holder Midiを含んでおり、NucleoVac 96 Vacuum Manifoldを用いて NucleoSpin Blood L Vacuumを使用する際に必要である。また、この製品は24に満たないサンプル数に対応するためのdummy stripsも含んでいる。

原理
シリカメンブレン法
形状
Midiスピンカラム
サンプル量
全血:1~2 ml
精製サイズ
200 bp~約50 kb
回収量
50~80 μg(2 ml 全血)
A260/280
1.6~1.9
回収濃度
100~130 ng/μl
溶出液量
300 μl×2
精製時間
75分
結合容量
250 μg

内容

・Lysis Buffer BLV
・Binding Buffer BLV2
・Wash Buffer BLV3
・Wash Buffer BLV4 (Concentrate)
・Elution Buffer BLV5
・Liquid Proteinase K
・NucleoSpin Blood L Columns
・Collection Tubes (1.5 ml)
・Lysis Block
・Sample Waste Block

* 5 mM Tris/HCl, pH8.5

保存

NucleoSpin Blood L Columns:4℃
その他:室温

本製品以外に必要な試薬、機器(主なもの)

試薬
・96~100%エタノール
・PBS

器具
・NucleoVac 96 Vacuum Manifold(製品コード 740681)
・Starter Set Midi(製品コード 740744)
・振盪恒温槽
・ピペット
・ピペットチップ(滅菌済)

操作手順

血液サンプル 1~2 ml/Lysis Block 【サンプルの溶解】
DNAの結合 【DNAの結合】
 
洗浄 【洗浄】
 
乾燥 【乾燥】
 
DNAの溶出 【DNAの溶出】
新鮮血、凍結血からのDNA精製
図1.新鮮血、凍結血からのDNA精製
DNAは、各サンプル中のリンパ球数に依存し、健常人血液1 ml当り20~30 μgが回収できる。
NucleoVac 96 Vacuum Manifold と Starter Set Midiを使用し、キット標準プロトコールに従って2 mlの新鮮な血液サンプル及び凍結血液サンプルからNucleoSpin Blood L Vacuumを用いてDNAを精製した。溶出は600 μlで行った。
A)に回収されたDNA量、B)に精製されたDNA純度(A260/A280)を示す。

新鮮血、凍結血からのDNA精製
図2.2 ml血液から得られた高分子DNAの電気泳動
図1と同じく、24の新鮮または凍結2 ml混合血液サンプルからNucleoSpin Blood L Vacuumを用いてDNAを精製した。精製されたDNAをアガロース電気泳動で解析した。 (A)新鮮血、(B)凍結血からのDNA

NucleoVac 96 Vacuum ManifoldとStarter Set Midiを使用した際のコンタミ試験
図3.NucleoVac 96 Vacuum ManifoldとStarter Set Midiの使用時のコンタミ試験
12の血液サンプルをStarter Set Midiの1つおきに配置して、NucleoSpin Blood L Vacuumを用いてDNAを精製した。精製したDNAを鋳型にqPCRで各カラムのDNA量を検証した。
(A)に配置したサンプルのパターン、(B)にqPCRのCt値を示す。
空カラムからはDNAが検出されず、コンタミが起こらないことが示された。

用途

  • ヒト、動物血からのDNA精製
  • 新鮮血、凍結血からのDNA精製
  • EDTA血、クエン酸血などからのDNA精製
  • 精製DNAはPCR、サザンブロッティング、酵素処理などに使用可能
NucleoSpinはマッハライ・ナーゲル社の登録商標です。

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