ストレスマーカー酵素の測定に

Rat Heme Oxygenase-1 EIA Kit

メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
TKR MK124 MK124 Rat Heme Oxygenase-1 EIA Kit
  • 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法)
  • 安全データシート(SDS)添付
  • バルクなど特別対応可能
96回 ¥110,000
説明書・データシート・ベクター情報
TKR MK021 MK021 Wash and Stop Solution for ELISA without Sulfuric Acid
96 well plate×5 plates分 ¥9,000
説明書・データシート・ベクター情報
TKR MK950 MK950 Personal Microplate Washer
一式 ¥240,000
説明書・データシート・ベクター情報

実験操作動画はこちら

製品説明

本キットは、2種類の抗ラット・ヘムオキシゲナ-ゼ-1モノクローナル抗体(GTS-1, GTS-3)を組み合わせて構築したサンドイッチタイプのELISAキットである。ラットの血清や組織、あるいはラットの培養細胞や培養上清中のラット・ヘムオキシゲナーゼ-1を簡便に測定できる(ヒトの抗原は測定できない)。全操作時間は2時間30分である。

内容

(96回分)
 1. 抗ラットHO-1モノクローナル抗体プレート1枚(96 well:8 well×12 strips)
 2. ペルオキシダーゼ標識抗ラットHO-1モノクローナル抗体(凍結乾燥品)11 ml用
 3. 標準品(ラットHO-1含有標準物質、凍結乾燥品)1 ml用
 4. 検体希釈液11 ml×2
 5. 基質液(TMBZ:3,3'5,5'-テトラメチルベンジジン)12 ml
 6. 細胞抽出用緩衝液11 ml

【注意】本製品は、2010年1月よりStop Solution(1N H2SO4)を含まない仕様に変更になりました。別途、洗浄液成分(10×PBS;50 ml×5本、Tween 20;3 ml)と反応停止液をセットにしたWash and Stop Solution for ELISA without Sulfuric Acid(製品コード MK021)を販売していますのでご利用ください。

保存

4℃

ヘムオキシゲナーゼについて

ヘモグロビンをはじめとするヘムタンパク質の補欠分子族であるヘムを、胆汁色素(ビリベルジン、ビリルビン)と一酸化炭素と還元鉄(Fe2+)に分解する酵素である。ヘムオキシゲナーゼには少なくとも2つのアイソザイム(ヘムオキシゲナーゼ-1、ヘムオキシゲナーゼ-2)が確認されている。
ヘムオキシゲナーゼ-2は構成酵素であるのに対し、ヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)は種々のストレス(重金属、エンドトキシン、紫外線、熱ショック、活性酸素、低酸素状態)に応答して細胞内に誘導発現される酵素である。ヘムオキシゲナーゼによってヘムが分解されて生成するビリルビンには、強力なラジカル捕捉作用を介した抗炎症作用がある。また、同時に生成する一酸化炭素には、血管拡張を促し、臓器の血流を維持する働きが知られている。

操作法

サンプル 100 μlを抗体プレートに添加
 ↓20~30℃(室温)、1時間反応
洗浄3回
 ↓ 
POD標識抗体 100 μlを添加
 ↓20~30℃(室温)、1時間反応
洗浄4回
 ↓ 
基質液 100 μlを添加
 ↓20~30℃(室温)、15分反応
反応停止、吸光度(450 nm)測定

原理

プレコートタイプ2ステップ・サンドイッチEIA法

性能

測定範囲0.125~8.0 ng/ml
検出感度0.125 ng/ml
特異性ラット・ヘムオキシゲナーゼ-1に対し特異的に反応し、ラット・ヘムオキシゲナーゼ-2には反応しない。
ヒト抗原、ウサギ抗原、モルモット抗原、マウス抗原は測定対象とはならない。
測定時間測定操作 2時間30分
検 体血清、臓器抽出物、細胞培養上清。
検体量として100 μl/assay wellが必要。

測定上の注意

1.ラット組織抽出物やラット血清を測定サンプルとして用いる場合、ストレスの程度によりヘムオキシゲナーゼ-1の発現量が大きく異なりますので、例えば2倍希釈系列などを調製してから測定し、検量線内に入ったところで濃度換算してください。
 
2. 原液をサンプルとして用いた場合の測定値は、血清中や組織中の高濃度のタンパク質の影響により、2倍希釈液をサンプルとして用いた場合の測定値よりも低値に測定される傾向があります。継続的に行う実験では、常に同一の希釈倍率で測定することをお勧めします。
 
3.注射の際に行うエーテル麻酔も、充分なストレス要因となります。その影響を除外するために、必ず麻酔コントロール個体についても同時に測定するようしてください。

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