PCRによるサルモネラ血清型の迅速な同定

サルモネラ同定キットシリーズ

メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
TKR R230A R230A Salmonella serovar Typhimurium Identification Kit
  • ライセンス
50回 ¥55,000
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TKR R231A R231A Salmonella serovar Choleraesuis Identification Kit
  • ライセンス
50回 ¥55,000
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TKR R232A R232A Salmonella serovar Enteritidis Identification Kit
  • ライセンス
50回 ¥55,000
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TKR R233A R233A Salmonella serovar Dublin Identification Kit
  • ライセンス
50回 ¥55,000
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TKR R234A R234A Salmonella serovar Gallinarum Identification Kit
  • ライセンス
50回 ¥55,000
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TKR R235A R235A Salmonella serovar Infantis Identification Kit
  • ライセンス
50回 ¥55,000
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TKR R236A R236A Salmonella serovar Hadar Identification Kit
  • ライセンス
50回 ¥55,000
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製品説明

サルモネラは自然界に広く分布し、現在までに2,500以上の血清型が報告されている。従来から最も重要な食中毒起因菌のひとつであり、食肉や鶏卵などの畜産物が原因食品となっている。サルモネラ血清型の判定には通常4日以上を要するため、迅速かつ正確に判定できるスクリー二ング検査手法の必要性が指摘されてきたが、本サルモネラ血清型別キットシリーズの使用によりそれぞれ1日で判定が可能となった。

Salmonella serovar Typhimurium Identification Kit(製品コード R230A)は、サルモネラが保持する遺伝子のひとつである侵入性因子関連遺伝子(invA遺伝子)とサルモネラ血清型 Typhimuriumが特異的に保有する3遺伝子をPCRで検出することにより、サルモネラ血清型Typhimuriumを同定検出する。サルモネラ血清型Typhimuriumの宿主域は広く、牛、馬、豚、鶏などの家畜・家禽に胃腸炎や敗血症などを起こし、ヒトの食中毒起因菌として最も分離頻度の高い血清型のひとつである。本キットの使用により、分離されたサルモネラがTyphimuriumであるか否かを1日で判定することができる。

Salmonella serovar Choleraesuis Identification Kit(製品コード R231A)は、サルモネラの侵入性因子関連遺伝子(invA遺伝子)とサルモネラ血清型Choleraesuisが特異的に保有する3遺伝子をPCRで検出することにより、サルモネラ血清型Choleraesuisを同定検出する。サルモネラ血清型Choleraesuisは、豚に敗血症、胃腸炎、肺炎、肝炎などを起こす。豚以外の動物からはほとんど分離されないが、無症状保菌豚由来の食肉はヒト食中毒の原因食品となる。本キットの使用により、分離されたサルモネラがCholeraesuisであるか否かを1日で判定することができる。

Salmonella serovar Enteritidis Identification Kit(製品コード R232A)は、サルモネラの侵入性因子関連遺伝子(invA遺伝子)とサルモネラ血清型Enteritidisが特異的に保有する3遺伝子をPCRで検出することにより、サルモネラ血清型Enteritidisを同定検出する。サルモネラ血清型Enteritidisは、ヒトの食中毒起因菌としてわが国では最も分離頻度の高い血清型である。その宿主域は広く、牛、豚、鶏などの家畜、家禽に胃腸炎や敗血症などを起こす。本キットの使用により、分離されたサルモネラがEnteritidisであるか否かを1日で判定することができる。

Salmonella serovar Dublin Identification Kit(製品コード R233A)は、サルモネラの侵入性因子関連遺伝子(invA遺伝子)とサルモネラ血清型Dublinが特異的に保有する3遺伝子をPCRで検出することにより、サルモネラ血清型Dublinを同定検出する。サルモネラ血清型Dublin は牛に敗血症、胃腸炎、肺炎、流産などを起こす。牛以外の動物からはほとんど分離されないが、生乳を介してヒトに食中毒を起こすことが知られている。本キットの使用により、分離されたサルモネラがDublinであるか否かを1日で判定することができる。

Salmonella serovar Gallinarum Identification Kit(製品コード R234A)は、サルモネラの侵入性因子関連遺伝子(invA遺伝子)とサルモネラ血清型Gallinarumが特異的に保有する3遺伝子をPCRで検出することにより、サルモネラ血清型 Gallinarumを同定検出する。サルモネラ血清型Gallinarumは、ひな白痢や家禽チフスの原因菌である。本血清型の判定には従来2日を必要としたが、本キットの使用により、分離されたサルモネラがGallinarumであるか否かを1日で判定することができる。

Salmonella serovar Infantis Identification Kit(製品コード R235A)は、サルモネラの侵入性因子関連遺伝子(invA遺伝子)とサルモネラ血清型Infantisが特異的に保有する3遺伝子をPCRで検出することにより、サルモネラ血清型Infantisを同定検出する。サルモネラ血清型Infantisは、ヒトの食中毒起因菌としてわが国では最も分離頻度の高い血清型のひとつであり、近年、無症状肉用鶏からの分離頻度が上昇している。本キットの使用により、分離されたサルモネラがInfantisであるか否かを1日で判定できる。

Salmonella serovar Hadar Identification Kit(製品コード R236A)は、サルモネラの侵入性因子関連遺伝子(invA遺伝子)とサルモネラ血清型 Hadarが特異的に保有する3遺伝子をPCRで検出することにより、サルモネラ血清型Hadarを同定検出する。サルモネラ血清型Hadarは、ヒトの食中毒起因菌として世界的に分離頻度の高い血清型のひとつである。本キットの使用により、分離されたサルモネラがHadarであるか否かを1日で判定することができる。

PCR増幅産物のサイズ
製品名製品コードサルモネラ属invA
遺伝子判定サイズ
サルモネラ血清型判定サイズ
Salmonella serovar Typhimurium Identification KitR230A605 bp94 bp, 196 bp, 303 bp
Salmonella serovar Choleraesuis Identification KitR231A605 bp100 bp, 198 bp, 305 bp
Salmonella serovar Enteritidis Identification KitR232A605 bp101 bp, 203 bp, 299 bp
Salmonella serovar Dublin Identification KitR233A605 bp105 bp, 203 bp, 296 bp
Salmonella serovar Gallinarum Identification KitR234A605 bp97 bp, 206 bp, 301 bp
Salmonella serovar Infantis Identification KitR235A605 bp95 bp, 198 bp, 304 bp
Salmonella serovar Hadar Identification KitR236A605 bp105 bp, 199 bp, 303 bp

各キットの2×PCR Mix (Red)は、PCRに必要なコンポーネント(Hot Start用 PCR酵素、バッファー、dNTP Mixture等)と、電気泳動に便利な色素マーカー(赤色)、比重剤を含む。Primer Mixおよびサンプルを添加するだけで反応を開始でき、反応液を直接電気泳動に供することができるため、操作が簡便である。

*製品化にあたっては、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所の協力をいただきました。

内容

1.2×PCR Mix (Red)*1 (2×conc.)625 μl
2.Primer Mix*2250 μl
3.dH2O500 μl
4.Positive Control DNA*350 μl

*1酵素、反応バッファー、dNTP Mixture、色素マーカー(赤色)、および比重剤を含む2倍濃度のPCR反応試薬
*2それぞれ以下のPrimer Mixが含まれる。
R230A:ST Primer Mix, R231A:SCPrimer Mix, R232A:SE Primer Mix, R233A:SD Primer Mix
R234A:SG Primer Mix, R235A:SI Primer Mix, R236A:SH Primer Mix
*3PCR が正常に行われているかを確認するためのポジティブコントロール。
Positive Control DNA 由来の増幅産物は、サンプル由来の増幅産物とサイズが異なるので、万一、本コントロールにサンプルがコンタミしても区別することができる。

保存

-20℃

キット以外に必要な試薬、機器(主なもの)

【試薬】
1.滅菌精製水
2.電気泳動用アガロース
   PrimeGel Agarose PCR-Sieve(製品コード 5810A)
3.電気泳動用Buffer
   Tris-Acetate-EDTA Buffer (TAE) 50x Powder, pH8.3(製品コード T9131)
   またはTBE (Tris-borate-EDTA) powder( 製品コード T905)
4.DNAマーカー
   100 bp DNA Ladder(製品コード 3407A/B)
5.Loading buffer
(6×:36% glycerol, 0.05% bromophenol blue, 0.035% xylene cyanol, 30 mM EDTA;4.のDNAマーカーには添付されている。)
6.DNA染色剤
   SYBR Green I Nucleic Acid Gel Stain(製品コード 5760A/5761A)
   またはエチジウムブロマイド

【機器】
1.ヒートブロック(95℃まで温度を上げられるもの)
2.1.5 mlチューブ対応型冷却遠心機
3.サーマルサイクラー
TaKaRa PCR Thermal Cycler Dice Touch(製品コード TP350)
TaKaRa PCR Thermal Cycler Dice Gradient(製品コード TP600)
4.電気泳動装置
Mupid-2plus(製品コード M-2P)
Mupid-One(製品コード O1-01)
Mupid-exU(製品コード EXU-1)
5.電気泳動ゲル撮影用装置(SYBR Green Iを使用する場合は専用のフィルターが必要です。)

【その他】
1.0.2 ml PCR チューブ
   0.2 ml Hi-Tube Dome Cap(製品コード NJ200)など
2.200 μl, 20 μl, 10 μl各マイクロピペット
3.マイクロピペット用チップ(疎水性フィルター付)

  遺伝子検出・検査 関連試薬の選択フローをご利用ください

分野別の試薬選択フロー
手法別の試薬選択フロー

「検査(PCR/ELISA)」関連のお役立ち情報専用ページもご参照ください。

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