Tet-Off® 細胞株

  • 高い誘導性のTet-Off細胞株
  • 目的遺伝子の発現誘導システムの迅速な構築
  • Tetシステム細胞株により、システム構築の時間と労力を削減
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
631152

CLN

Clontech
HEK 293 Tet-Off® Advanced Cell Line
各1 ml ¥165,000
旧コード:632107 説明書・データシート・ベクター情報
Z1152N
631156

CLN

Clontech
HeLa Tet-Off® Advanced Cell Line
各1 ml ¥165,000
旧コード:632111
在庫が無くなり次第終売
説明書・データシート・ベクター情報
Z1156N
カートにいれる

WEB会員ログインが必要です

製品説明

Tet-Off Advanced(第2世代)、Tet-Off(第1世代)Cell Lineは、テトラサイクリン発現誘導システムの、テトラサイクリン制御性トランス活性化因子(tTA)を安定的に発現する細胞株である。テトラサイクリン応答因子(TRE)promoter制御下で目的遺伝子を発現するベクターをTet-Off細胞株に導入するだけで、ドキシサイクリン(Dox)非存在下で目的遺伝子の発現を誘導することができる。

システム構築にかかる時間を大幅短縮

システムの構築は簡単に行うことができる。まず、TREプロモーター(PTRE3Gなど)の下流に目的遺伝子をクローニングし、その後、このプラスミドをTet-Off細胞株(G418-耐性)に導入し、安定発現株の選抜を行う。tTAを安定的に発現する本細胞株を用いることにより、Tet-Offシステムの構築に要する時間を約2ヵ月間短縮することができる。


図1. Tet-Offシステムの発現誘導原理

テトラサイクリン制御性トランス活性化因子(tTA)は、ドキシサイクリン(Dox)の非存在下でテトラサイクリン応答因子(TRE)プロモーターに結合し目的遺伝子の発現を活性化する。Tet-Off Cell LineはこのtTAを安定的に発現する細胞株である(図は第1世代のTet-Off Systemを示す)。


図2. HEK 293 Tet-Off Advanced Cell Lineを用いたルシフェラーゼ遺伝子の発現誘導
HEK 293 Tet-Off Advanced Cell LineにpTRE-Tight-luciferase vectorを導入し、Dox存在下と非存在下での発現を確認した。Dox非存在下ではルシフェラーゼの高い発現が確認できるが、Dox存在下では基底発現も検出レベル以下であった。

内容

  • Tet-Off Cell Line
  • Tet-Off Luciferase Control Cell Line
  • Tet System Approved FBS(製品コード 631105)

保存

細胞:液体窒素*
FBS:-20℃
*到着後、ただちに液体窒素中で保存すること。
液体窒素保存ができない場合は、ただちに細胞を融解し、培養を行うこと。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。