抗体の断片化

抗体の断片化

抗体の断片化
IgGは、タンパク分解酵素パパインによって2つのFabとFc領域に、ペプシンによってFabが2個連結したF(ab')2と多数の小さなFc断片に切断される(F(ab')2は、ヒンジ部位(ジスルフィド結合部)を含むため、Fabよりも構造が大きいため、Fabと区別するためab'としている)。
酵素消化条件は、抗体の種類や抗体のサブクラスによって異なり条件検討が必要である。固定化ペプシンやパパインを利用すると便利である。
酵素消化後は、プロテインAアガロースカラムを利用すれば、Fc領域を有する未消化IgGの除去が可能で、酵素消化物から分解されたFcやFc断片を吸着して、F(ab')2やFabの分画が可能である。
免疫組織染色やフローサイトメトリーなどで、Fc受容体のある細胞を含む細胞や組織を用いる場合は、非特異反応が起こる可能性が高いので、その場合はF(ab')2やFabに切断した抗体を用いると非特異的結合を回避できる。

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