NucleoSnap® cfDNA

最大10 mlの血漿から遊離DNAを精製
  • 最大10 mlの血漿サンプルから循環セルフリーDNAを回収可能
  • 新規設計のSnapカラムで大容量の血漿サンプルから少量の溶出液(20~100 μl)で精製
  • がん診断やNIPT(出生前遺伝学的検査)のためのセルフリーDNAを高効率で回収
  • 回収DNAはNGS、qPCR、デジタルPCR解析に利用可能
  • 精製時間は吸引システムを使用してわずか45分
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
740300.10

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoSnap® cfDNA
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
10回 ¥34,000
旧製品名:NucleoSnap® DNA Plasma 説明書・データシート・ベクター情報
U0300A
740300.50

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoSnap® cfDNA
取寄 労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
50回 ¥124,000
旧製品名:NucleoSnap® DNA Plasma 説明書・データシート・ベクター情報
U0300B
740299

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoVac 24 Vacuum Manifold
1セット ¥46,000
説明書・データシート・ベクター情報
U0299A
740298.24

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoVac Valves
24個 ¥25,000
旧製品名 NucleoVac Stop-cock 説明書・データシート・ベクター情報
U0298A
740297.100

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoVac Mini Adaptors
100個 ¥17,000
説明書・データシート・ベクター情報
U0297A
740833.200

MNA

マッハライ・ナーゲル社
Buffer VL
取寄
200 ml ¥18,000
U0833A
カートにいれる

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製品説明

NucleoSnap cfDNAは、ヒトのEDTA血漿などより循環セルフリーDNAの回収を行うキットである。新規設計されたSnap-offデザインのNucleoSnap cfDNA Columnを用いることで最大10 mlの血漿から50~1,000 bpのフラグメント化された循環DNAの精製を効率よく行うことができる。また、非常に少容量(20~100μl)で溶出できるので、高濃度の循環DNAを得ることができる。

原理シリカメンブレン法
形状NucleoSnapカラム
サンプルヒトEDTA血漿または
Cell-Free DNA BCTに採取された血漿
サンプル量1~5 ml
回収サイズ≧50 bp
回収量血漿 1 mlあたり0.1~100 ng(サンプルによって異なる)
溶出液量20~100 μl
精製時間45分

* 5 mlを超える血漿サンプルからDNAを精製する場合には、追加のBuffer VL(製品コード 740833.200)およびLiquid Proteinase K(製品コード 740396)が必要である。
2019年12月をもちましてNucleoSnap DNA Plasmaの製品名称がNucleoSnap cfDNAへと変更されました。製品名称以外、キットの性能やコンポーネント、価格、使用回数、操作手順などの変更はございません(製品名変更に伴いカラムの名称もNucleoSnap cfDNA Columnへ変更されていますが、カラム自体は同一のものです)。
各製品についてはlot 2001/001以降のlotより製品名称が変更されます。

NucleoSnapカラム

大容量の試料をカラムにロードし、吸引システムでカラムにDNAを吸着後、上部を分離して、微量遠心機でエッペンチューブに精製DNAを回収できる。
本製品を使用する際には、吸引法を用いて精製を行うため、NucleoVac 24 Vacuum Manifold(製品コード 740299)などの吸引システムが必要である。

NucleoVac 24 Vacuum Manifold

NucleoVac 24 Vacuum Manifoldはシリカカラム(NucleoSnapカラム, NucleoSpinカラムなど)を用いて吸引法で核酸精製を行う際に使用する装置である。同時に24個のシリカカラムをVacuum Manifoldの上部のスロットに装着し、結合、洗浄、ステップを吸引法で簡便、迅速に行うことができる。
マニホールドベースとNucleoVac Mini Adapter、ルアープラグ、チューブ接続用コネクタなどで構成されている。

内容

・Column Conditioner CC
・Lysis Buffer VL
・Wash Buffer VW1
・Wash Buffer WB
・Elution Buffer
・Liquid Proteinase K
・NucleoSnap cfDNA Columns
・Collection Tubes (2 ml)
・Collection Tubes (1.5 ml)
・NucleoVac Mini Adapter
* 組成:5 mM Tris-HCl, pH8.5

保存

室温(Liquid Proteinase K:開封後は4℃または-20℃保存)

本製品以外に必要な試薬、機器(主なもの)

試薬
・96~100%エタノール

器具
・50 mlチューブ
・ピペットチップ(滅菌済)
・ピペット
・Vacuum Manifold[NucleoVac 24 Vacuum Manifold(製品コード 740299)など]
・微量高速遠心機
・NucleoVac Valves(推奨)(製品コード 740298.24)
・50 mlチューブを56℃でインキュベートするためのヒートブロックまたはウォーターバス
・ボルテックスミキサー
図1. 5 mlのヒトEDTA血漿からのセルフリーDNA回収
NucleoSnap cfDNAおよび吸引法による他社キットを用いて、5 mlのEDTA血漿からcfDNAを回収した。DNAの収量はQuantifiler Human DNA Quantification Kit(ThermoFisher Scientific)およびApplied Biosystems 7500 Real-Time PCR Systems(ThermoFisher Scientific)を用いてqPCRにより測定した。
NucleoSnap cfDNAを使用することで、より大きな収量が得られた。
(マッハライ・ナーゲル社取得データ)
図2. Cell-Free DNA BCTからのセルフリーDNAの回収
Cell-Free DNA BCT(Streck)を用いて保存した3種類のサンプルから、NucleoSnap cfDNA(MN)および吸引法による他社キット(Q)を用いてセルフリーDNAを回収した。回収したセルフリーDNAは、High Sensitivity DNA Kit(Agilent)を用いてバイオアナライザー2100で解析した。セルフリーDNAは約170 bpにピークが見られ、NucleoSnap cfDNAを用いた時、より多くのセルフリーDNAが回収できることがわかった。
(マッハライ・ナーゲル社取得データ)

用途

  • 血漿サンプルからの循環セルフリーDNA精製
  • 精製されたDNAは次世代シーケンス、qPCR、デジタルPCRなどに使用可能
NucleoSnapはマッハライ・ナーゲル社の、Cell-Free DNA BCTはStreck社の登録商標です。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
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