わずか数分、完全なトリプシン消化が可能

Capturem™ Trypsin (Mass Spectrometry Grade)

  • タンパク質サンプルを4分以内に消化 オーバーナイトの反応は不要
  • トリプシンの自己消化断片の混入やタンパク質修飾が少ない
  • シームレスなプロテオミクス分析のワークフローを実現
  • MS分析でのペプチドとタンパク質の効果的な同定が可能
  • カラムまたは各ウェルで最大80 μgのタンパク質または25 μgの抗体の処理が可能
メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
CLN 635740 Z5740N Capturem™ Trypsin Miniprep Kit (Mass Spectrometry Grade)
  • ライセンス
20回 ¥39,000
説明書・データシート・ベクター情報
CLN 635737 Z5737N Capturem™ Trypsin 96-Well Plate (Mass Spectrometry Grade)
  • ライセンス
96 well plate×1 ¥82,000
説明書・データシート・ベクター情報
CLN 635736 Z5736N Capturem™ Trypsin 96-Well Plate (Mass Spectrometry Grade)
  • ライセンス
96 well plate×4 ¥260,000
説明書・データシート・ベクター情報
CLN 635739 Z5739N Capturem™ Trypsin Activation Buffer
50 ml ¥6,500
説明書・データシート・ベクター情報

製品説明

Capturem Trypsinは、長時間の反応を必要とする一般的なタンパク質の溶液内での消化方法と比較して、室温でタンパク質を迅速、効率的かつ完全にトリプシン消化できる質量分析(MS)のための製品である。Capturem Trypsinの簡便なプロトコールは、迅速なプロテオミクス解析ワークフローを可能にする。本製品は、Capturem技術に基づいて、ミニスピンカラムまたは96ウェルプレートフォーマットに固定化されたトリプシンを提供する。Capturem Trypsinは、長時間のインキュベーションが必要な溶液内でのトリプシン消化と比較して、わずか数分でタンパク質サンプルを完全に消化するため、自己消化断片の混入が起こりにくく効率のよい切断が可能である。さらに、これらのCapturemスピンカラムまたはプレートを使用すると、溶液内消化でおこりやすいover-digestionを回避できる。カラムまたは各ウェルで最大80 μgのタンパク質もしくは25 μgの抗体を処理できる。
プロテオミクス解析に有用
一般的な溶液中でのトリプシン消化で長時間反応を行うと、タンパク質の酸化やその他の修飾反応、トリプシンの自己消化が起こってペプチドやタンパク質の同定が困難になったり、再現性が得られなかったりする懸念がある。本製品はごく短時間で効率的に酵素消化ができるため、タンパク質の酸化やその他の修飾反応、酵素の自己消化の懸念が少なく、MS解析用のサンプル調製に適している。

迅速・簡単なプロトコール
Capturem Trypsinは、スピンカラムまたは96-ウェルプレートと活性化バッファーが含まれている。
本製品によるトリプシン消化は、迅速で簡単なプロトコールで行われる。
まず、活性化バッファー200 μlをカラムに加え、1分間遠心した後、タンパク質サンプルをカラムに加え、1分間遠心して、以降の実験に分析に使用できるペプチドを溶出する。

Capturem Trypsinによるワークフロー
図1.Capturem Trypsinによるワークフロー

Capturem Trypsin Activation Bufferでカラムまたはプレートを最初に活性化した後、未変性または変性サンプルを含む溶液(50~800 μl)を2分間の遠心によりスピンカラムに通す。トリプシンによる消化はカラム上で行われ、その後のペプチド断片は2回目の2分間の遠心分離で溶出される。

native条件でのアポミオグロビン(80 μg)のTrypsin消化のHPLCプロファイル
図2.native条件でのアポミオグロビン(80 μg)のTrypsin消化のHPLCプロファイル

native条件で80 μgのアポミオグロビンをCapturem Trypsinを用いてトリプシン消化を行った結果、再現性のあるHPLCプロファイルが得られた。

Capturem Trypsinで消化したSILuLiteの定量
図3.Capturem Trypsinで消化したSILuLiteの定量
Capturem Trypsinで1 ng、10 ng、50 ngのSILuliteの消化を行った結果、検出可能なペプチドが得られた。特定のペプチドの収量はサンプル量による相関が見られた。

内容

Capturem Trypsin Miniprep Kit (Mass Spectrometry Grade)(製品コード 635740)
Capturem Trypsin Miniprep Columns     20個
Capturem Trypsin Activation Buffer      5 ml

Capturem Trypsin 96-Well Plate (Mass Spectrometry Grade)(製品コード 635737)
Capturem Trypsin 96-Well Plate (Mass Spectrometry Grade)  1個
Capturem Trypsin Activation Buffer     50 ml

Capturem Trypsin 96-Well Plate (Mass Spectrometry Grade)(製品コード 635736)
Capturem Trypsin 96-Well Plate (Mass Spectrometry Grade)   4個

保存

室温

本製品以外に必要な試薬(主なもの)

  1. Digestion Buffer
    本製品によるトリプシン消化には一般的な炭酸アンモニウムバッファーやTrisバッファーが使用できる。
    使用バッファー例
      ・20~100 mM Tris, pH8.0
      ・10~50 mM ammonium bicarbonate, pH8.0
  2. 100% トリフルオロ酢酸 (TFA)または酢酸
  3. Capturem Trypsin Activation Buffer
    Capturem Trypsin 96-Well Plate (Mass Spectrometry Grade) 4×96(製品コード 635736)にはCapturem Trypsin Activation Bufferが含まれていないので、別途購入する必要がある。
  4. 可溶化界面活性剤
    界面活性剤(例:RapiGest SF [Waters])を加えることにより、酵素活性を低下させずにタンパク質の溶解度を上げることにより、切断効率が改善される場合がある。
  5. コレクションプレート
    • 96-well collection plates:
      各サンプルには2枚の96-well collection platesが必要である。これらのプレートは、タンパク質サンプルの消化によって生成されたペプチドを回収するために使用する。Nunc 96-Well Polypropylene DeepWell Storage Plates(Thermo Fisher Scientific社, Cat. No. 260252)が使用可能である。
    • 96-well plate filtration device:
      96-well用フィルター
      NucleoVac 96 Vacuum Manifold(製品コード 740681)など
    • 96-well plate centrifuge:
      遠心で行う場合は、96-well plate用の遠心機が必要である。
      Eppendorf Centrifuge 5804R with Deepwell-plate rotor A-2-DWP  など
    • マルチチャンネルピペット

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注意事項
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