λgt11の
EcoR I arm(脱リン酸化したもの)250 ngに、
EcoR I 分解pBR322 DNA 25 ng(4,361 bp)を加えたDNA溶液をプロトコールにしたがって、10分~16時間反応させる。
このライゲーション溶液20 μl中4 μlをpackagingに用い、ファージ粒子を形成させる。こうして得られたファージを
E. coli Y1090(r
-)に感染させプラークを形成させた。その結果を下表に示した。このとき、通常のライゲーションの反応液中で、T4 DNA Ligase 350 Uを用いて26℃で反応させた場合をコントロールとした。
表 形質転換効率の時間的推移
反応時間 |
DNA Ligation System |
T4 DNA Ligase |
10分 |
8.5 × 106 |
1.8 × 106 |
16時間 |
- |
3.1 × 106 |
(透明プラーク数/μg λ gt11)