HL60由来total RNAを用いてヒトトランスフェリンレセプターmRNAをターゲットにして3'-RACE法を行った。
30℃、 1 min | 1 cycle |
50℃、30 min | |
95℃、5 min | |
5℃、 5 min |
10×LA Taq Buffer II(Mg2+ free) | 5 μl |
25 mM MgCl2 | 5 μl |
dNTP Mixture(2.5 mM each) | 8 μl |
TaKaRa LA Taq(5 U/μl) | 0.25 μl |
上流特異的プライマー*(20 μM) | 0.5 μl |
3sites Adaptor Primer(20 μM) | 0.5 μl |
1. の逆転写反応液 | 10 μl |
滅菌精製水 | 20.75 μl |
Total | 50 μl |
8 μl泳動 |
プラスミドベクター pUC118 BamH I/BAP(製品コード 3321)にサブクローニングするため、PCR産物のBamH I 処理を行う。 下記の反応液を調製し、30℃で1時間インキュベートする。
PCR産物 | 2 μl(500 ng~1 μg) |
10 U/μl BamH I | 1 μl |
10×Buffer K | 1 μl |
滅菌精製水 | up to 50 μl |
pUC118 BamH I/BAPとC. のBamH I 処理PCR産物(約1.5 kbp)のライゲーション反応を行う。[DNA Ligation Kit Ver. 2 (製品コード 6022)使用]
下記の反応液を調製し、16℃で1時間反応させる。
C. で調製したPCR産物 | 6.5 μl(200 ng) |
pUC118 BAP処理DNA | 0.5 μl(50 ng) |
Enzyme Solution I液 | 7 μl |
Total | 14 μl |
E. coli JM109 competent Cells(製品コード 9052)に形質転換を行った後、アンピシリン、IPTG、X-Galを含むLB-plateにスプレッドし、37℃、18時間培養する。培養後、白色コロニーを拾う。
M4 PrimerとRV PrimerによるPCRでインサートの確認されたコロニーをLB培地で培養後、プラスミドを回収する。
この塩基配列解析を行った結果、目的のフラグメントが挿入されていることが確認された。