【方法】
pPTR IおよびpPTR IIのクローニングサイトに
A. oryzaeのグルコアミラーゼ遺伝子のプロモーター、
E. coliのβ-グルクロニダーゼ(GUS)遺伝子、ターミネーターを挿入してpPTR I-GUS、pPTR II-GUSをそれぞれ作製し、それぞれを
A. oryzae RIB128株に導入した。0.1 mg/mlのPTを含むCD最少培地を選択培地として用いて、生成した形質転換体をピックアップした。次に、得られた形質転換体を発現培地(1%マルトース、0.1 μg/ml PT、50 μg/ml X-glucを含むCD最少培地)で10日間培養した。その結果、GUSタンパクの発現による青色呈色が確認された。
【結果】
比較のために、得られた形質転換体を選択培地で培養した結果を示す。