TransIT® Transfection Reagents(細胞特化タイプ)
TransIT-293による293細胞への遺伝子導入
方法
GFP発現ベクターであるpQBI 25を導入遺伝子として用い、図1に示す方法で293細胞に遺伝子導入を行った。
図1. 実験方法のフローチャート
方法
図2に示すように、
TransIT-293を用いて遺伝子導入を行った293細胞で、導入遺伝子の発現が確認された。このように、
TransIT-293を用いることで293細胞への遺伝子導入を簡単かつ効率的に行えることが示された。
また、
TransIT-293を添加したのち発現確認まで培地交換をせずに実験を行うことができた。この細胞毒性の低さは、トランスフェクション後の細胞状態が重要となる遺伝子発現の研究に理想的であるといえる。
図2. TransIT-293を用いて導入したベクター(pQBI 25)の293細胞内での発現
TransIT® Transfection Reagents(細胞特化タイプ)