TransIT®-QR Hydrodynamic Delivery Solution
TransIT-QR Hydrodynamic Delivery Solutionを用いたsiRNA導入によるノックダウン効果
TransIT-QR Hydrodynamic Delivery Solutionを用いて、ホタル(Firefly)ルシフェラーゼ遺伝子をもつ発現プラスミド 10 μg、ウミシイタケ(Renilla)ルシフェラーゼ遺伝子をもつ発現プラスミド 1 μgおよび抗ホタルルシフェラーゼsiRNA 5 μg(または、ネガティブコントロールsiRNA 5 μg)をマウスの尾静脈から注射した。
24時間後の各臓器(肝臓、腎臓、脾臓、肺、膵臓)におけるホタルおよびウミシイタケルシフェラーゼ活性を測定し、ホタル/ウミシイタケルシフェラーゼ活性の比を求めた。
siRNAの導入を行わなかった場合を1.0として、siRNAの導入を行った各臓器におけるホタルルシフェラーゼの相対活性を図に示した。その結果、どの臓器においても、抗ホタルルシフェラーゼsiRNAを導入した場合は、ルシフェラーゼ活性が低下し、siRNAによるノックダウン効果が確認された。
TransIT®-QR Hydrodynamic Delivery Solution