PrimeSTAR® HS DNA Polymerase

お客様からご提供いただいたPrimeSTAR HS DNA Polymeraseの使用例

Thermus thermophilus HB8 Genomic DNAを鋳型に用いたPCR

他社High-Fidelity PCR酵素では増幅しなかったが、PrimeSTAR HS DNA Polymeraseでは増幅産物を得ることができた。また、シーケンスにより計5010塩基配列の確認を行ったところ、エラーはなかった。
M:分子量マーカー
1:PrimeSTAR HS DNA Polymeraseの増幅産物
2:他社High-Fidelity PCR酵素の増幅産物

サンプル:Thermus thermophilus HB8 Genomic DNA Solution(製品コード 3071)

ターゲットの長さ:2.5 kbp

鋳型量:50 ng/μl濃度のもの1 μlを鋳型として使用

横にスクロールできます
PCR条件(PrimeSTARの場合):98℃ 10秒
 
30サイクル
55℃ 15秒
72℃ 3分

4℃ 保存

データ提供:
東京理科大学理工学研究科応用生物科学専攻 坂口研究室 竹原将英氏

■ イネいもち病菌のtotal RNAの逆転写産物を鋳型にしたPCR

PrimeSTAR HS DNA Polymeraseは他社High-Fidelity PCR酵素に比べて高い増幅効率を示した。
M:分子量マーカー
1:PrimeSTAR HS DNA Polymeraseの増幅産物
2:他社High-Fidelity PCR酵素の増幅産物

サンプル:イネいもち病菌のtotal RNAの逆転写産物

ターゲットの鎖長:約5 kbp

鋳型量:約1.0 μgのtotal RNAから逆転写を行った反応液20 μlのうち、1.0 μlを鋳型として使用

横にスクロールできます
PCR条件(PrimeSTARの場合):96℃ 10秒
 
28サイクル
55℃ 15秒
72℃  4分
72℃ 10分    1サイクル

データ提供:
神戸大学農学部環境制御学科植物病理学 中屋敷研究室 角谷直樹氏

  PrimeSTAR® HS DNA Polymerase