Premix Ex Taq™ (Perfect Real Time)
検出例 (3) Thermal Cycler Dice Real Time Systemを使用
【方法】
- 測定遺伝子
ターゲットA :human GAPD
ターゲットB : human CYP2C9
- プライマーおよびプローブ
TaqMan Gene Expression Assays(Thermo Fisher Scientific社)のプライマーとプローブを使用した。
- 検量線作成用鋳型の調製
ヒト肝臓由来のtotal RNA 500 ng を用いて、PrimeScript RT reagent Kit(Perfect Real Time)のPrimeScript RTase(RNase H free)による逆転写反応(10 μl 系)を行った後、EASY Dilution(for Real Time PCR)を用いて10倍希釈の段階希釈液を作製した。
この段階希釈液を用いて、total RNA 10 pg~100 ng に相当するcDNA を鋳型として用い、ターゲット遺伝子に対する検量線をそれぞれ作成した。
・Thermal Profile Setup
Premix Ex Taq(Perfect Real Time)のThermal Cycler Dice Real Time System 用標準プロトコールに従った。
【結果】
プローブを用いた場合も精度の高い検量線が作成でき(下図)、検量線法による相対定量解析が可能です。
ターゲットA
ターゲットB
一次増幅曲線
ターゲットA(青):R2=0.999 Eff=106.8%
Y=-3.170×log(X)+39.58
ターゲットB(赤):R2=0.999 Eff=109.3%
Y=-3.117×log(X)+39.25
各遺伝子に対する検量線
Premix Ex Taq™ (Perfect Real Time)