Retrovirus Titer Set (for Real Time PCR)
レトロウイルス調製用培地の阻害確認
【方法】
レトロウイルス産生細胞を構築し、無血清培地(GT-T-Retro I)で調製したレトロウイルスベクターならびに血清入り培地(DMEM、10% FBS含有)で調製したレトロウイルスベクターをそれぞれ原液、2倍、4倍、8倍、16倍、32倍に希釈し、リアルタイムRT-PCRを行った。希釈には、それぞれの調製に用いた培地を使用した。
【結果】
希釈倍率とCt値の関係を下図に示す。これらの培地では、大きな阻害反応は見られなかった。
無血清培地(GT-T-Retro I)で調製したレトロウイルスベクターの希釈倍率とCt値
血清入り培地(DMEM、10% FBS含有)で調製したレトロウイルスベクターの希釈倍率とCt値
Retrovirus Titer Set (for Real Time PCR)