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鋳型量の許容範囲の検討（2ステップRT-PCR）

【方法】	HL60細胞由来のtotal RNA（100 pg、1 ng、10 ng、100 ng、200 ng、500 ng、1 μg、2 μg、3 μg）を鋳型として用い、本キットのプロトコールによりOligo dT Primerを用いた逆転写反応（20 μl反応系）を行った。その一部（5 μl）をPCRに使用し、トランスフェリンレセプター（TFR）4 kbを増幅した。

PCR条件：	98 ℃		10 sec.
	55 ℃		15 sec.		30 cycles
	72 ℃		4 min.

【結果】	RT反応時のtotal RNA量を3 μg/20 μlまで増やしても、問題なく良好なTFR遺伝子の増幅が確認できた。 なお、PCRの伸長時間を2 min./kbに設定することで、RT反応時のtotal RNAの使用量をさらに6 μg/20 μlまで増やすことも可能である。

鋳型量（50μl PCR反応系） 1：total RNA 25 pg 相当 2：total RNA 250 pg 相当 3：total RNA 2.5 ng 相当 4：total RNA 25 ng 相当 5：total RNA 50 ng 相当 6：total RNA 125 ng 相当 7：total RNA 250 ng 相当 8：total RNA 500 ng 相当 9：total RNA 750 ng 相当 M：λ-Hind III digest

  PrimeScript™ High Fidelity RT-PCR Kit