DNA Ligation Kit <Mighty Mix>
【1-2】プラスミドベクターに外来DNAを挿入する場合【高速プロトコール】
- プラスミドベクター [25 fmol; pUC118 (3,162 bp) の場合、約50 ng] およびインサートDNA (25~250 fmol) を含むDNA溶液5~10 μlを用意する。*1
- 1. のDNA溶液と等量のLigation Mix (5~10 μl) を添加し、ピペッティング等により、よく混合する。
- 25℃で*2、5分間保温する。
- 直ちに形質転換を行う場合には、100 μlのコンピテントセルに10 μl*3 の反応液を加える。
*1 | TE Buffer (10 mM Tris-HCl、1 mM EDTA, pH8.0) などに溶解して下さい。 |
*2 | 反応温度を上げると (26℃以上) 環状DNAが形成されにくくなります。高速プロトコールの場合は必ず25℃で反応してください。 |
*3 | 大量のDNA溶液をコンピテントセルに加える場合、およびエレクトロポレーションにより形質転換を行う場合はエタノール沈殿によりDNAを回収してから行って下さい。 |
DNA Ligation Kit <Mighty Mix>