Premix Ex Taq™ (Perfect Real Time)
Thermal Cycler Dice Real Time System III(II およびLite:終売)を用いる場合の反応プロトコール
Premix Ex Taq (Perfect Real Time) 製品コード RR039A/B
- 下記に示すPCR反応液を調製する。
*1 最終primer濃度は0.2 μMで良い結果が得られる場合が多いが、反応性に問題がある時は0.1~1.0 μMの範囲で最適な濃度を検討すると良い。
*2 プローブ濃度は、使用するリアルタイムPCR装置の機種やプローブの蛍光標識物質により異なる。プローブ添付のデータシートを参考に添加量を検討する。Thermal Cycler Dice Real Time Systemの場合、通常、最終濃度0.1~0.5 μMの範囲で検討する。
*3 template溶液中に存在するターゲットのコピー数により異なる。段階希釈して適当な添加量を検討する。DNA template 100 ng以下を用いることが望ましい。また、RT-PCRでcDNA (RT反応液) をtemplateとして添加する場合は、PCR反応液容量の10%以下になるようにする。
- 反応を開始する。
PCRは、下記のシャトルPCR標準プロトコールで行うことをお勧めします。アニーリング/伸長時間は20~30秒に設定できますが、より安定した結果が得られる30秒で、まずお試しください。(下記の「PCR反応条件について」を参照)。
Hold(初期変性)
Cycle:1
95℃ 30秒
2 Step PCR
Cycle:40
95℃ 5秒
60℃ 30秒
- 反応終了後、解析を行う。
反応終了後、増幅曲線を確認し、定量を行う場合は検量線を作成する。
解析方法は、Thermal Cycler Dice Real Time SystemIII(IIおよびLite:終売)の取扱説明書を参照してください。
PCR反応条件について
サイクル数: 30~45サイクル
Premix Ex Taq™ (Perfect Real Time)