試薬 | 使用量 | 最終濃度 |
2×One Step TB Green RT-PCR Buffer 4 | 12.5 μl | 1× |
PrimeScript 1step Enzyme Mix 2 | 1.0 μl | |
PCR Forward Primer(10 μM) | 1.0 μl | 0.4 μM *1 |
PCR Reverse Primer(10 μM) | 1.0 μl | 0.4 μM *1 |
total RNA | 2.0 μl | *2 |
RNase Free dH2O | 7.5 μl | |
Total | 25 μl |
*1 最終primer濃度は0.4 μMで良い結果が得られる場合が多いが、反応性に問題があるときは0.2~1.0 μMの範囲で最適な濃度を検討すると良い。
*2 total RNA 10 pg~100 ngをtemplateとして使用することが望ましい。
反応は、下記のシャトルPCRの標準プロトコールで行うことをお勧めします。まずは、このプロトコールを試し、必要に応じてPCR反応条件を至適化してください。Tm値が低めのプライマーなど、シャトルPCRでの反応が難しい場合には、3ステップPCRを行います。
Pattern 1 | :逆転写反応 |
Hold | |
42℃ | 5分 |
95℃ | 10秒 |
Pattern 2 | :PCR反応 |
Cycle | :40 |
95℃ | 5秒 |
60℃ | 30秒 |
Pattern 3 | :Dissociation |
※使用上の注意
本製品に使用しているTaKaRa Ex Taq HS はポリメラーゼ活性を抑制する抗Taq抗体を利用したホットスタートPCR用酵素です。他社の化学修飾タイプのホットスタートPCR酵素で必要なPCR反応前の95℃ (5~)15分の活性化ステップは行わないでください。必要以上の熱処理を加えると酵素活性が低下し、増幅効率、定量精度に影響を及ぼす傾向があります。
PCR反応前に逆転写酵素の熱失活を行うには、通常95℃ 10秒で充分です。
解析方法は、Thermal Cycler Dice Real Time Systemの取扱説明書をご参照ください。
One Step TB Green® PrimeScript™ RT-PCR Kit II (Perfect Real Time)