試薬 | 使用量 | 使用量 | 最終濃度 |
2×One Step TB Green RT-PCR Buffer 4 | 10 μl | 25 μl | 1× |
PrimeScript 1step Enzyme Mix 2 | 0.8 μl | 2 μl | |
PCR Forward Primer(10 μM) | 0.8 μl | 2 μl | 0.4 μM*1 |
PCR Reverse Primer(10 μM) | 0.8 μl | 2 μl | 0.4 μM*1 |
ROX Reference Dye or Dye II(50×)*3 | 0.4 μl | 1 μl | |
total RNA | 2 μl | 4 μl*2 | |
RNase Free dH2O | 5.2 μl | 14 μl | |
Total | 20 μl*4 | 50 μl*4 |
*1 最終primer濃度は0.4 μMで良い結果が得られる場合が多いが、反応性に問題があるときは0.2~1.0 μMの範囲で最適な濃度を検討すると良い。
*2 50 μl反応液あたりtotal RNA 20 pg~200 ngをtemplateとして使用することが望ましい。
*3 ROX Reference Dye II (50×)は、ROX Reference Dye (50×)より濃度が低く設定されています。7500/7500 Fast Real-Time PCR Systemで解析する場合には、ROX Reference Dye II (50×)の使用を推奨します。
StepOnePlusおよび7300 Real-Time PCR Systemには、ROX Reference Dye (50×)を使用してください。
*4 各装置の推奨容量に従って調整する。
※使用上の注意
本製品に使用しているTaKaRa Ex Taq HS はポリメラーゼ活性を抑制する抗Taq抗体を利用したホットスタートPCR用酵素です。他社の化学修飾タイプのホットスタートPCR酵素で必要なPCR反応前の95℃、 (5~)15分の活性化ステップは行わないでください。必要以上の熱処理を加えると酵素活性が低下し、増幅効率、定量精度に影響を及ぼす傾向があります。
PCR反応前に逆転写酵素の熱失活を行うには、通常95℃10秒で充分です。
ステップ | 温度 | 時間 | 検出 | コメント |
変性 | 95℃ | 3~5秒 | OFF | リアルタイムPCRの増幅サイズは一般的に300 bp以下なので、95℃で3~5秒程度でよい。 |
アニーリング /伸長 | 60~66℃ | 20~30秒 (30~34秒)*1 | ON | まずは、説明書に記載した各装置での推奨条件を試す。反応条件の至適化を行う場合には、60~66℃の範囲で検討する。反応性が悪いときは、このステップの時間を延ばすか 3ステップPCRに変更するとよい。 |
ステップ | 温度 | 時間 | 検出 | コメント |
変性 | 95℃ | 3~5秒 | OFF | リアルタイムPCRの増幅サイズは一般的に300 bp以下なので、95℃で3~5秒程度でよい。 |
アニーリング | 55~60℃ | 10~20秒 | OFF | まずは55℃、10秒の条件を試す。 非特異的産物が生じる場合や増幅効率が悪い場合は、アニーリング温度の至適化により改善する場合がある。アニーリング時間を長くすると、増幅効率が良くなる場合がある。 |
伸長 | 72℃ | 6~15秒 (30~34秒)*1 | ON | 増幅サイズが 300 bp以下の場合、6~15秒の範囲で検討する必要がある(伸長反応の時間が長すぎると、非特異的増幅が起こる場合がある)。 |
One Step TB Green® PrimeScript™ RT-PCR Kit II (Perfect Real Time)